MISTOVER(ミストオーバー)プレイ日記3
気が付くと、街の風景が一変していた。
↑このスクショじゃ何も伝わらないと思うけど、俺のNintendo Switchの画面は(あ、スイッチ版で遊んでいます)陰鬱なほど薄暗くなり、埃っぽい空気は突風にかき乱され、砂塵が舞い、雨まで降って、遠くでは不吉な稲妻ががビカビカと光っている……。その風景から連想されるのは、
“破滅”
“滅亡”
“この世の終わり”
“もう取り返しがつかない……”
などなど、絶望と終末を思わせる単語ばかりで、スイッチを持つ手が思わず震えてしまうほどである。
それにしても……俺がダンジョン潜行を楽しんでいたあいだに、いつのまに世界はこんなことになっていたのだろうか? ていうか、誰のせいでこれほどの終末感が漂うようになったんだ……?
……たぶん、関係ないと思うが、ダンジョンから戻ったときの“滅亡の時計”、いまは↓こんなことになっているんだよね。
(;`・д・)………………
……いま、全国の『MISTOVER(ミストオーバー)』プレイヤーから一斉に、
「それのせいだよ!!!wwww」
と、笑いとも怒りともつかない声が上がったような気がするが……いいい、いつのまに、こんなに針が進んじまったの!!!?
ダンジョンは、計画的に
過去2回の記事でも書いたが、『ミストオーバー』というゲームは無計画にダンジョンに潜って鼻をほじりながら探索をし、そこそこの戦闘と、ぼちぼちなアイテム収集を終えて帰宅すればオッケー……なんていう、生ぬるい造りはしていない。
一度ダンジョンに入ったら、
・フロアーをくまなく探索する
・宝箱はすべて開ける
・落ちているガラクタも調べる
・敵は全部倒す
・消えている光花は、すべて光らせる
↑これらをマジメに遂行しないと、ダンジョンから出たときの評価画面で、たいへんな後悔をすることになるのだ。
「テキトーでいいだろ、メンドくせ」
なんていう怠け者プレイヤーは、間違いなく容赦なき断罪を受けることになる。
時計の針を戻すと……
では、それを知っている俺がナゼ、こんなことになっているのか? かな~り気を遣ってマップは探索しているし、大事な宝箱を逃すわけもない。もしかしたら敵を倒し漏らしていることがあるかもしれないが、それにしたって……一気にここまでの惨状になるなんて、ちょっと考えられないのだが……。
てなことに思いを巡らせていたとき、俺の口から「あ!」と小さく声が漏れた。よく見もせずにボタンを連打して進めてしまったが……もしかしたら……あのとき……((((;゚Д゚))))
本当は滅亡の時計を戻したいが、ここではリアルな時計の針をちょっと巻き戻したいと思う。
マップフルオープンに出会ったが……
そのとき、俺はダンジョン内で↓こんなギミックに出会った。
これ、何かというと……未捜索の部分もすべて走破したことになるという神ギミック、“マップフルオープン”なのよ!!w このゲームの何が厄介かって、まさにこの“マップをすべて開けなければいけない”という部分。食料や光輝度は底を突きそうになるし、そこらじゅうにあるトラップも踏まなきゃいけないしで、何気に敵と戦うことよりも重荷になったりするのである。それが……このギミックに出会うことで“行ったこと”になるんだから、コレが神じゃなくて何なのだろうか!?
あまりの僥倖に、俺は我を忘れた。ナゼか、
「やったやった! フルオープンだ!! ってことは……出口を見つけたら、出ちまえばいいんだな!!^^」
↑こんな思考になり、まだダンジョンに来たばかりだっつーのに(つまり戦闘もしてないし宝箱も開けていない)、ホントに脱出してしまったのだ。
そ、そしたら……((((;゚Д゚))))
((((;゚Д゚))))
め、滅亡の時計が……((((;゚Д゚)))) めめめ、目に見える距離を進んで……((((;゚Д゚)))) いいいい、一気に破滅に……((((;゚Д゚))))
このスクショを改めて見て、俺はすべてを察した。
「……マップがオープンになったからって、すぐに出たらアカンかったんやぁぁああああ!!!!」
あたりめーだ!!! って感じですが、浮かれていた当時の俺は、まったくそのことに考えが至らなかったんだよねぇ……。
ということで皆さん、ちょっといいことがあったからと言って、『ミストオーバー』では決して油断してはいけないよ……。
おしまい……。