ちょうどいいバランスに調整される配慮
前回、かつて苦杯を舐めさせられた“光の監視所”のボス、“デカい母ちゃん”こと“巣穴の母”を見事に撃破した話を書いた。
このとき、レベル27。
もうちょっとでポーションを強められるレベル30に到達するので、
「ここからしばらく、ストーリーの進行はいっさい無視して“育てのターン”にするかな!!」
↑このように決めて、それまで以上に青ビックリのクエストや行きずりに発生するイベントに首を突っ込んで、経験値とアイテム集めに奔走し始めたのである。
↓こんな感じでな。
地下室に巣くう悪魔どもを一掃する“サヴィナの隠れ家”というイベントも、唸りを上げる古の戦士たちの攻撃にはひとたまりもなく、
あっさりクリアー!! いいねいいね!!ww
さらに、このへんから集団で襲い来る“グール”が出現するようになるんだけど、
ぶっちゃけ、ワールウィンドなど大量の敵をまとめて蹴散らすスキルの“いい的”でしかないので、攻撃するのが気持ちいいのなんのww 「これぞディアブロ!!!」って感じw なので俺はグール軍団が近くにいるのを発見すると、むしろ、
「わーい!! グール君たちがいるぞ~~~!!ww 混ぜて混ぜて!! ボクとも遊んで~~~!!www」
と、斧と剣を振り回しながら積極的に大群に突っ込んでいく。なのでグールたちからしたら、
「うわ……! またあの斧オヤジが来た……((゚Д゚;)) あいつ、シツコイんだよ……。自分が嫌われてるってこと、まったく認識してないしよー……>< 加齢臭が臭ぇしさぁ……><」
ってんで、避けて通りたいに違いない。まあそんな気持ちはいっさい考慮せず、今日も元気に突っ込んでいくけどなーwww
ただ、あまり調子に乗っていると……!
これこれww 『ディアブロ IV』の世界では頻繁に発生する、悪鬼どもに襲われている人たちを救出するイベント! でも、たま~~~に敵の罠なことがあり、「助けて~~~!」なんて言っていた女が豹変して、
「ぷぷww 騙されてやんのwww オマエたち、あの斧オヤジをやっちまいな!!」
なんて号令をかけて、屈強な盗賊たちをけしかけてきたりする。そんなときは、無理せず逃げないと……!
うっは……! ちんだ……!(((( ;゚Д゚)))
いくら自分のキャラが強くなろうとも、敵はそれに合わせてレベル調整されるので、どこまで行っても“いい勝負”が展開するようになっている。なのでつねに、歯応えのある戦闘を楽しめるってわけだ。
これ、レベルがかけ離れた見知らぬ他人と同じ敵を攻撃しているときにも適用されているのでじつに楽しい。具体的に説明すると、レベル20とレベル50のプレイヤーが同じ敵を攻撃しているとき、前者の敵はレベル20になっていて、後者にはレベル50の敵になっているのである。なので、MMORPGなどを遊んでいるときによくある、
「俺、レベルが低くて弱いから、ほかの人に迷惑かけちゃうかも……」
という気後れをほとんど感じずに済むってわけ……! こういう配慮、俺のように野良の協力プレイに抵抗がある人も受け入れられる作りなので、じつにありがたいんだよなー!!
よって、ときに見知らぬ人と気楽に共闘などをしつつ、ガンガンお仕事をこなしていく。
その際も大活躍してくれるのは、やっぱり奥義の古の民の呼び声だ。
まだまだビルドは深く考えていないので、行き当たりばったりの立ち回りではあるけど、しばらくは彼らに頼るだけでなんとかなる気がする。よって、このままスキルはいじらず、つぎの目的地、
“神聖なる納骨堂”に入っていくのであった。
続く。