俺のほうが強い!!
全身、ほぼレジェンダリー装備(若干誇張w)、そして奥義“古の民の呼び声”を引っ提げて、バーバリアンのkadoman君がかつて苦杯を舐めさせられたダンジョン“光の監視所”にリベンジマッチに向かった話の続きであります。
まだレジェンダリーアイテムをひとつも持っておらず、奥義も使えなかった時代に同所を訪れ、最奥に控えしボス“巣穴の母”にボッコボコのギッタンギッタンに殺されまくった話を以前書かせてもらったがね。
死んだ回数は、おそらく……10回じゃきかないだろうな。
25年も『ディアブロ』シリーズで遊び続けてきた経験から、
「挑み続けていればそのうち相手の行動パターンが読めるようになってきて、足らない火力をプレイヤースキルで補えるようになるから、勝てるまで通おうではないか」
↑このようなモードになって、何度も何度も踏みつけられながらも立ち上がってきたのよ。
でも考えてみると、くり返しによる蓄積が得られたのはいまより10歳以上も若かった時代のことで、いまじゃあ……(((( ;゚Д゚)))
リターンマッチをすればするほど目は霞み、反射神経は削られて、敵の攻撃をモロに喰らった直後に、
「え、えい!!>< ま、〇ボタンで避け!!><」
なんてやっている始末(苦笑)。テクニックが積み上がるどころか、やればやるほどリアル体力が激減していくという体たらくで、
「デカい数字をいくら掛けても、ゼロはゼロに過ぎない」
ということを証明するだけであった……(((( ;゚Д゚)))
そう、齢50歳を超えた俺にできるのは、ひたすらコツコツとレベル、装備、スキルを整え、“物理的に強くなる”ということだけ……!!
そして、それが“成った”と判断したいま、ようやく自信を持って光の監視所に突入することができたのである。
前回の記事で書いた通り、バーバリアンのkadoman君の力は以前とは比べ物にならなかった。ザコだろうが中ボスだろうが、
レジェンダリーの力と奥義を遠慮なく使いまくって、片っ端からぶっ飛ばしまくる。
そして、無人の野を行く勢いで道中を駆け抜け、気が付けば……!
俺を何度もブチ殺したにっくき相手、“巣穴の母”と対峙していたではないか!!
よーし……!! 目にモノを見せてやる。まずは古の民の呼び声を発動して……!!
「わっしゃっしゃっしゃ!!!ww 亡霊戦士の大群で、巣穴の母をタコ殴りじゃ!!!www」
わずか6秒程度の出現だけど、古の民の呼び声の威力は凄まじい。かつてあれほど削るのが難しかった巣穴の母の体力を、目に見えて減らしていってしまうのである。
やっぱり、イケる……!! このダンジョンで最強の男は、間違いなく俺なのだ!!!
……って、“巣穴の母”って言うくらいだから、このボスは女の子なんだよな^^; kadoman君とは、比べるべくもなかったわ^^;
そしてここから、俺は“例の立ち回り”に終始することになる。
それは……!
古の民の呼び声を使い、巣穴の母に集団攻撃を浴びせたら……!
つぎに呼び出せる50秒後まで、スキル“キック”(相手を吹き飛ばして距離を取り、さらにスタンさせる技)を使ってセーフティーリードを保ち(つまり、逃げ回るってことw)、晴れて50秒が経過したら……!!
「わっしゃっしゃっしゃ!!!ww よくも殴ってくれたな母ちゃん!!! 古の戦士が黙っちゃいないぜ!!!」
ってんで、再び古の戦士を呼び出し、
「先生!! あの母ちゃん、ヒドいんです!!>< やっちゃってください!!!><」
ってんで戦闘をお任せ^^;; その結果……!!
!!!!! あれほど苦戦した巣穴の母の体力、アッちゅー間に風前の灯火に!! 一方のこちらは、まだポーションがふたつもあるよ!!(あぶねーじゃねえか)
そして、戦闘開始からわずか3分ほどで……!!
よっしゃああああああ!!! 巣穴の母、ついに撃破!!! 光の監視所のミッションを完全制覇したぞぉぉおおおお!!!www
この勝利をきっかけに、我がバーバリアンは各地のダンジョンをつぎつぎにつぶしていく“成長の時代”に突入するのであった。
続く。