楽なダンジョンと思いきや
前回の記事の最後で、“光の監視所”なるちょっと大きめのダンジョンに潜入した……という話を書いた。
場所は、キヨヴァシャドからちょっと南に行ったあたりで、物々し気に隠されていたり、入口に屈強なガーディアンがいたりしたわけでもない。他のダンジョンとさして変わらず、フィールドの端っこに若干大き目の建物があり、その玄関がぽっかりと口を開けていた……って程度の風情であった。
↓こんな感じでね。
この、小さくもないけどデカくもなさそう……というダンジョンは、なかなかにして冒険心を掻き立ててくれるものがある。
あまりにも小規模だと最奥にあるであろうお宝のレア度に期待が持てないし、逆に広すぎるところだと敵も屈強であることが予想され、いまの俺のキャラ程度では鼻息で即死させられる可能性もある……。
そう考えると、この光の監視所のたたずまいはいかにも「ピッタリだなw」って感じで、俺から“警戒心”という名のヨロイを剥ぐのに十分であった……と先に予防線を書いておこうと思います^^;
まあとにかく、なんの油断もないまま、ホントに通りすがりの居酒屋に寄るような感じで光の監視所に入っていったのよ。
でも、入ってすぐのところに現れた敵が、
“電撃槍”という、その場でグルグルと回って触れたモノにダメージを与えるギミックを使ったのを見て、一瞬だけイヤな予感を覚える。
これ……! 『ディアブロ III』のときにさんざん苦しめられた“アーケインの光”にソックリなんだけど……!!((゚Д゚;))
電撃槍のダメージは、かのアーケインの光と比べると大したことないようにも思えたけど、いまはまだ序盤も序盤の話……。今後このギミックが、我が分身の歩みに多大な影響を及ぼしてくるかもしれない。そんな、ネガティブな思考を蘇らせる不気味な赤い光を見てしまったのでした。
それでも、しばらくは致命的な罠とか敵は出てこなかったので、
「ホイホイ♪ やっぱこのダンジョン、余裕っぽいなwww」
スキップでも踏む勢いで、ズンガズンガと奥に進んでいってしまった。
ちなみにこのときは、「まずはいろんなスキルを試してみよう」という“スキルの試用期間”と決めていたので、
「自分の移動速度、リソース生成量を増加させる」という効果を持つ“進軍の雄叫び”や、「付近の敵を挑発して受けるダメージを減少させる」というう“挑発の叫び”、おなじみ「攻撃力を上げる」という“ウォークライ”など、シャウト系のスキルを多めに付け、やたらキャアキャアと叫びながら立ち回っていた。これを文字で表すと、
「うおおおおおッッ!!!! どっせええぇぇええええいいいッッッ!!! がっははあああああんッッッッ!!!!」
って感じになり、きっとまわりの悪魔どもは、
「またうっせえバーバリアンのオヤジが来たよ……」
と、ため息をつきながら辟易としていたことだろう。
でも、こうやってビルドが固まるまでにさまざまなスキルを試す期間って、けっこう好きなんだよねぇ。その結果、いまはダメージ吸収という姑息なことをする“アイアンスキン”や、扇状の広範囲ダメージを与えられる“打ち払い”が気に入って使っていたりするんだけど、これらもビルドが固まってきたらどうなることやら^^; もうちょっと成長すると徐々に方針が固まってくると思うので、そうなったときに改めて“角満的バーバリアンビルド”を紹介できればなと考えております。
とはいえ敵も、“お試し期間”ってのは同じなのか、
先の電撃槍や“水の壁”(なのか?)など、『ディアブロ III』までには見られなかったさまざまな嫌がらせを駆使してくる。この、相手が何の攻撃を繰り出してくるのかわからない恐怖感は、さすが『ディアブロ』って感じなのだ。
そんな光の監視所の中では、
いくつかのイベントも発生。これらを流し読みしつつ、さらに先へ先へと進んでいくと……!
あ!! 中ボスの“見張り番”発見!!
途中、鍵が掛かっていて入れない扉があったんだけど、その鍵を持っているのがこちらの見張り番さんらしい。
こいつは、先ほどの電撃槍や水の壁とは対照的に、『ディアブロ』シリーズではおなじみのクラシカルな技“岩の壁”なんかを繰り出してくる。見ての通り、岩に囲まれるとプレイヤーの行動が制限されてしまうので、強敵とか、無数のザコに囲まれていたりすると一瞬で命取りになりかねないギミックとなっている。
でも、ここは慌てずに〇ボタンでダッシュをし、
見張り番の背後に回り込んでザクザクザク……! このくり返しであっさりと討伐することに成功した。
これで、閉ざされていた扉が開き……!
再び中から敵が殺到……((゚Д゚;))
その数は扉の外とは段違いで、
……このスクショとか、完全に俺の死体に群がるハイエナにしか見えないんだけど((゚Д゚;)) ガブガブに喰われまくってるじゃん……。
でも、本当の恐怖は群がるザコなどではなかった。
前回の記事の最後とカブるけど、俺はこの光の監視所の最奥で『ディアブロ IV』における“最初の恐怖”と激突するのである。
続く。