好きなように遊べるな!
『ディアブロ IV』における大まかな冒険の流れを学びつつ、最初の街であるキヨヴァシャドにやってきた……というところまで前回の記事で書いた。
ここからさらに、キャラレベルによってアンロックされる要素も多いのでチュートリアルは続いている感じなんだけど、人(NPCも、リアルプレイヤーも)が一気に増える街に踏み込んだことを契機にいよいよ、『ディアブロ IV』の最大の特徴であり、シリーズ初の試み(イモータルは除く)となる“オープンワールド化”が始まるのである!!
さて、たびたび”オープンワールド化”という言葉を使っているけど、これは端的に何を指して言っているのか?
簡単に説明すると、
“広大な世界のアチコチでクエストやらイベントやらが立ち上がり、プレイヤーの任意でそれらを受注して、勝手気ままに好きなルートで遊んでいい世界”
ということになろうか。
太い柱としてのメインストーリーは存在するものの、そのまわりで発生するサブ的なクエストやお使いに関しては受けてもいいし、受けなくてもいいし、後回しにしてもオッケー。開かれた世界(オープンワールドだからな)の住民のひとりとなって思うままに冒険すればいい……というわけだ。
とはいえまだ序盤も序盤なので、マップに表示される、
↑こちらの青いビックリマークを見つけたら、すぐさま殺到してその場を調べたり、そこにいる人物に話し掛けたほうがいい。それが“クエスト発生”の標だからな。
ではひとつ、例としてクエストを受けてみよう。
青ビックリを出していた“衛兵ボザ”というおっさんに話し掛けたところ……!
「私の代わりに、新兵を元気づけてほしい!」
だって。思わず、
「は?? そんなの自分でやれよwww」
吐き捨てそうになったけど、事情を伺うと、
「わしは、厳しい教官のままでいたいんじゃ!>< 下手に優しい顔を見せて新兵にナメられたくない!!」
と、意訳ながらそういう旨の説明をされた。
こういう上司って……いるよね~~~!!ww 安い威厳を守るために部下とか下請けに対して徹底的に塩対応して、「わしはエライんじゃ!」と虚勢を張る小物……。それがいちばん嫌われるってことをわかってない人……。
まあでも、記念すべき初クエストなので唯々諾々と了承し、新兵のもとに向かう。このとき、目的地があいまいだとゲームのテンポが悪くなっちゃうけど、『ディアブロ IV』ではキチンと地図に目的地が記されるので迷うことはない。非常に遊びやすくて好感が持てるわ~~~。
そしてたどり着いた鍛錬場で、
“応援”のリアクションを選択。
……って、じつはその前に“挑発”を選んでしまって周囲に不穏な空気が流れてしまったんだけど(苦笑)、しっかりと選び直して……!
「がんばれーーー!!!」
新兵を叱咤激励。その成果を教官ボザに報告すれば……!
クエスト完了! いくばくかの報酬と経験値をもらうことができた。
こんな感じで、街や村でNPCから受けるクエストもあれば、
旅の道すがら、突発的に発生するイベントも多数。これは、『ディアブロ III』などシリーズ作品でも見られたので慣れている人も多いと思うけど、その密度と種類は圧倒的に過去作よりも多いと断言できるわ。
ここで発生した“飽くなき渇望”というイベントでは、突如現れた“魂を貪る者”という悪魔に操られる敵を倒しつつ……!
ボスとして出現した“オプレッサー”を討伐せねばならないようだ。
ちなみに、このときは最後までソロで戦ったけど、他のプレイヤーがやっているイベントに助っ人として参戦したり、逆に道行く他人が戦闘に入ってきて助けてくれたりもする。その刹那的なやり取りはオンラインゲームにありがちな“重さ”がまったくなく、俺のように、
「ほかの人の足を引っ張ってしまうかもしれないので、パーティープレイができないよ!!><」
と尻込みしてしまう人でも、1ミリも気にすることなく冒険できるからすばらしいんだよね~~~!!
そしてまもなく、オプレッサーは討伐!
戦闘系のイベントではたいがい最後に立派な宝箱が出現し、中からレアアイテムが飛び出してくるので、見かけたら積極的に参戦することをオススメしたい。
そう……!! 俺のように!!!
「うっひゃっひゃっひゃ!!!ww 序盤だから、まったく死ぬ気がしねえ!!ww そーれ、ワールウィンドぐるぐるぐる~~~!!!www」
……って、ふっつーーーーに死ぬんだよねこのゲーム!!!(バカ) いくら楽しいからって、HPやポーションが少なくなっているタイミングでイベントに飛び込むと痛い目を見るので、そこはキチンと状況判断しないと!!><
……なんて、やられることすら楽しくて『ディアブロ IV』から出てこれません。ほかのゲームの進行が完全に止まりました(苦笑)。
続く。