「おう! 『ラグマス』の1次職、何にするか決めたけ!?」
と、同僚であり、ラグマスもいっしょに遊んでいるたっちーが攻め込んできたところで止まっておりました。もう1週間ほど前の出来事で、そこからかな~~~り進んでしまっているが、ラグマスの最初の転機の場面なのでキチンと書いておこう。
前回の記事でも書いたが、ノービスから転職できる1次職はつぎの6種類である。
●ソードマン
●マジシャン
●アコライト
●アーチャー
●シーフ
●マーチャント
この中で、たいがいのプレイヤーが字面を見ただけでピンとくるのは、ソードマン、マジシャン、アーチャー、シーフかな? 実際、この4つの職業は、連綿と受け継がれてきたゲームの文法通りの特徴を持っている。要するに、
・ソードマン:近接攻撃の肉体派
・マジシャン:高火力で打たれ弱い魔法使い
・アーチャー:遠距離の弓使い
・シーフ:動きが素早く、トリッキーな盗賊
ってところ。じつにわかりやすくてよろしい。
残るアコライトとマーチャントはあまり聞きなれないが、前者は回復が得意なヒーラー、後者は取引が得意な商人……ということらしい。ヒーラーはともかく、商人ってのはなかなかにしてマニアックである。
さて、この中からどれを選ぼうか。
噛み合わないふたり
この手のRPGで職業を決めるとき、基本的に俺は“王道寄り”の選択をすることが多い。もっとわかりやすく書くと、こういった記事や公式サイトで真っ先に紹介される職業を選ぶ傾向にある……ってことw 意外や、あまり冒険はしないのである。
……とは言え、「モンハンではガンランスオンリーのくせにwww」とか、「パズドラでも木属性しか使わないじゃんwww どこが王道やねんwww」なんて言われると返す言葉がなくなってこの記事が終了してしまうので、そのへんはスルーしておいてくだされ(苦笑)。まあとにかく、職業を選ぶときの基準はだいたい、
・王道寄りのもの
・頭脳より筋肉
・操作が複雑じゃないこと
このへんになる。……まあまとめると、
「わしは脳筋が好きなんじゃ!!!!」
ってことなんだけどね。
なんてことをブツブツとつぶやいていたら、たっちーが釘を刺してきた。
「キサマと職業が被る愚は避けたいところや。何にするか決めたけ?」
確かに、いっしょに遊ぶ連中とは別の職業にしておいたほうがいいだろう。俺はコクリと首を縦に振った。
「うむ。それは俺も思っていたことだ。……で、君は何にするんや」
これを受けて、たっちーが言った。
「将来的にモンク方面に進もうかなー……と考えているので、第一候補はアコライトや。パーティープレイするとき、ヒーラーがいたほうが便利やろうからな。でも、派手そうなマジシャンにも惹かれておる」
俺はホッとした。この段階ですでに、たっちーとのダブりは避けられそうだったから。「うんうん」と俺は頷く。
「いいね! とりあえず、ダブりにはならんな。俺はそっちのほうは、ぜんぜん考えてなかったから」
たっちーが「せやろな」と応じた。
「となれば、キサマの選択肢はふたつに絞られたな」
俺、我が意を得たりとばかりにガクガクと首肯する。「まさに!!」。そして俺とたっちーは、同時にこんなことを言い合ったのだ。
角満:ソードマンかアーチャーだな!!!
たっちー:シーフかマーチャントやな!!!
とんでもないスレ違いに、ふたりは膝カックンをされたマントヒヒみたいな顔になった。
「え??」
「え??」
先に金縛りから解けたのは、たっちーである。
「ソードマンかアーチャー?? キサマ……まったく冒険しない気か!!! そこらへんは王道中の王道だから、もっともプレイヤー人口も多くなるやろ!! そこにわざわざ打って出ようとは……! 記事を書いていくんやから、ちょっとはズラしたほうがええやろ!!!」
確かに、たっちーの言うことは説得力がある。実際に俺もその理論で、モンハンではガンランス、パズドラでは木属性と、(その当時は)日陰の存在を選択して遊び続けてきたからな。
でも……。
ここは引くわけにいかぬと、俺はチャッチャと転職所に入っていった。そして、脇目も振れずに↓この人に話し掛ける。
そうだ!!! 俺はやはり、近接がいいのだ!!! 将来はカッチンコッチンのタンクになって、戦場の漬物石となるのだよ!!!
「もう決めた!! いま決めた!! 俺が選ぶのはソードマンや!! もうなっちまえ!!!」
たっちーが吠えた。
「あああああ!!! いちばんオーソドックスなヤツやんけ!!! マーチャントやれや!!! キサマはマーチャントやああああ!!!」
最後までたっちーは文句を言っていたが、俺は無事にソードマンになりましたw
ちなみに、現在のBase Lvは24。
まだまだ発展途上ではあるが、コツコツとクエストをこなしたりして少しずつ育ってはきている。ぼちぼちお金も貯まってきたことだし……近々ギルドを立ち上げるかな!!
続く。