大塚角満の熱血パズドラ部 第1026話
その出会いは、あまりにも突然だった。
「ぬ……? またもや新フェス限が来るのか……。しかも……この左側のモンスターの色使いは、もしや……」
いい予感とイヤな予感の両方が、ゴチャ混ぜになって押し寄せてくる。まるで……そう、本日の首都圏の天気のように。
いい予感ってのはもちろん、
「うひょーーー!!! 最近調子のいい木属性が、さらに充実してしまうやんけ!!www」
ってもの。
そして……イヤな予感てのは、
「……ここんとこ、メノアに悪魔キラーセレスに学園ヴァレリアにチャコルにと、あらゆる新モンスターに尻尾を振り回していたんだよな俺……。ここに木属性の新フェス限とか……いったい俺は、何股男なんだ……」
という、オノレの股の緩さ(下痢してるみたいだけど)を危惧してのものである。
まあでも、緑色に見えるけどじつは闇属性かもしれんし、そもそも性能が俺に合わないかもしれないしな。
「そうだよそうだよ^^ 慌てんなよ、俺^^」
木を取り直して……じゃなかった気を取り直して、この新フェス限“アルジェ”の能力をチェックしたのである。
すべてを捧げる土下座
アルジェは、↓このようなモンスターであった。
「ふむふむ……」
俺、再び歓喜と落胆の表情を見せる。それは、
「あ……。それほど慌てて取らなくてもいいかな^^;」
というホッとした顔と、
「うう……。これは……微妙と言わざるをえんかも」
という、明らかにガッカリした顔だった。
でも、当然のようにすぐに気づく。
「……って、この娘、変身モンスターじゃんww だったら変身先を見ないと何もわからんよwww」
「最初に気づけよ!!!」
って感じだけどな。
で、俺は慌ててアルジェの変身先をチェックしてみたのである。そ、そしたら……((((;゚Д゚)))
48歳の薄毛男、てっぺんを隠そうともせず緑の魔女っ子に土下座をした。
「ははぁぁぁあああ!!! アルジェ様ぁぁああああ!!!>< どうか私を下僕に!!!>< そそそ、その棍棒(杖だろ)で、ひどく殴打してくださいぃぃいいああああ!!!!」
もう、この娘にすべてを捧げるわ俺(苦笑)。
アルジェの才能
木属性の新フェス限、アルジェの性能はすばらしかった。変身後のリーダースキルは、
“4色以上同時攻撃で攻撃力が5倍、固定100万ダメージ。ドロップの5個L字消しでダメージを半減、攻撃力が4倍”
という、進化前メノアで多色+L字消しの練習をしていた俺のためにあるようなパズル!!w さらにスキルは5ターンで放てる5色陣+無効貫通(!)、さらに覚醒スキルでコンボ強化を4つ積んでいるという凶悪さだ!!
そして何より、俺が「こいつはたまらん……」と思ったのが……L字消しさえやってりゃダメージが半減になること!!w 色が揃っていなくて火力が出せなくても、
「とりあえず……やりすごそうw」
ってんで、L字消しで緊急回避できるという!!w これはすばらしすぎる。もう、何を失ってでもプラントアーミーズに迎え入れなきゃいけないだろ!!!
魔法石10個……
てなわけで……。
昨日のことだが、ゴッドフェスに臨むことになった。
ま、また魔法石10個か…………。
わかっちゃいたけど、魔法石10個はきっついなぁ……。しかもここんとこ、新学期ガチャやらフェス限ヒロインガチャやらで無駄遣いして、(魔法石の)サイフがフワフワに軽くなっちまってるんだよね……><
それでも、この魔法石10個!スーパーゴッドフェスを回さない限り、アルジェは手に入らないのだ。ここは……やるしかないよな!!!
というわけで、続きは次回!
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