大塚角満の熱血パズドラ部 第983話
毎年恒例のバレンタインイベントが始まりましたな!
バレンタインイデアルとバレンタインアンドロメダが話題のようだが……俺が狙うのは当然、“バレンタインアスタロト”こと“お菓子作りの魔神・アスタロト”の一択である。
すぐにレギュラーとして使うのか? ……と考えると即戦力は難しいかもしれないが、取り逃すと後で非常に後悔することが多いのがパズドラというゲームなのである。なのでできれば、このチャンスにゲットしておきたいのだ。
……そう、メールで届いた無料ガチャ1回だけで^^;
「なんてずうずうしい!!! そんなピンポイントで出るわけねーだろ!!!」
と怒られてしまいそうだが、この手の無料ガチャ1発でゼラを当ててしまう人も世の中には存在するのだ。なので俺がこの1回でバレンタインアスタロトを当てられないとは、誰にも断言できないのである。
理論武装ができたところで、さっそくいきます!! 無料ガチャ、ファイアアアアアア!!!!
なるほど。バレンタインアスタロトは、金タマゴに入っているのか(違うだろ)。
中身は……。
……俺、去年のバレンタインイベントの無料ガチャもカリンだった気がする((((;゚Д゚))) いや、きっとそうだ。だって“2体所持”になってるし……。
というわけで、今年もバレンタインにフラレたのでした^^;
本日の思い出ダンジョン
さて、本日も2月のクエストダンジョンでノスタルジーに浸りたいと思う。今回ピックアップするのは……↓こちらのダンジョンだ。
石川五右衛門が現れる“大泥棒 参上!”であります。
あの風景は忘れない
ここで、読者の皆さんに質問。
「初めてクリアーしたときの情景をはっきりと覚えている降臨ダンジョンって、何かありますか?」
こう問われたら、なんて答えますか?
じつは俺、この問いに対する厳然とした答えを持っている。……いや逆に言うと、前回書いたヘラ降臨は別格として、
じつは“そのひとつしかよく覚えていない”のである。というのも、こんだけナン十種類も降臨ダンジョンがあると思い出がごちゃ混ぜになってしまっていて、きっぱりと、
「その出来事は……確か……あのダンジョンをクリアーしたときのものだよな!!」
そう言い切れなくなっているんだよな(苦笑)。ま、8年も遊んでりゃ仕方のないことだよね。
そんな中、クリアーしたときの情景も、まわりにいた人たちの顔も、また飲んでいた酒まではっきりと覚えている唯一無二のダンジョンが、ここで扱う大泥棒参上なのである。
大泥棒参上の思い出
それがいつの日だったのかよく覚えていないんだけど(さっそく忘れてるじゃねーか)、場所は間違いなく池袋だった。当時、都内のあちこちにパズドラ好きが集うバーや居酒屋があって、夜な夜ないい大人が一斉にレアガチャを回したり、降臨ダンジョンの攻略に興じていたりしたんだけど、酒好きの俺と中目黒目黒もちょいちょい、そんな飲み屋にくり出していたのだ。そこでレアガチャを回している人を見たら、
「どうです? 今日は出てまっか?」
「んー、ボチボチでんなあ」
なんて、パチンコ屋で隣になった人とするような、どーでもいい会話をして楽しんでいた。思えば、いい時代であった。
で、その日。
池袋の居酒屋にくり出したのは、俺と目黒、そして某ゲームのプロデューサーの3名だった。“都内で何軒目かのパズドラ居酒屋がある”という情報をどこからともなく聞き、「飲みのついでに、覗いてみますか!」となったのである。
行ってみると確かに、店内のアチコチに、スマホの画面とにらめっこしながら酒を飲んでいる人がたくさんいた。しかも、飛び交う会話のほとんどが、
「今度のゴッドフェスさぁ」
とか、
「いまどんなパーティー使ってんの?」
なんていう“パズドラ語”。そんな、パズドラ好きにとって天国のような空間で、俺は初めて大泥棒参上をクリアーしたのである。別の席にいた女性ユーザーに、
「いまから大泥棒参上に挑戦するので、勝負しましょう!」
なんて挑発されて同時に出撃し、確か……1コンでクリアーしたような。で、「これなら実質ノーコンだな!」ってことになって、“目標達成”にカウントしたような気がする。……って、さっきから“ような”とか“気がする”という表現が続発しているが、いざ文字に起こそうとすると曖昧な部分が多いんだな(苦笑)。まあでも、大筋はこの通りで間違いないと思う。
魔法石をバラ撒く義賊
そんな大泥棒参上に、現在のメンバーで出撃した。
……まあもちろん、何の波乱もない無想状態での進軍なんだけどw
当時はこのミツキが倒せなくて、何度もあきらめた思い出w
そして出てきたボスの五右衛門も……。
ドドドンと瞬殺!!
五右衛門は義賊らしく、俺に懐かしい思い出と魔法石をバラ撒いて去っていったのでした。
おしまい。
“超熱血パズドラ部”に関するお知らせ
◆ファミ通Appに引っ越ししました!
このたび、さまざまな理由から、超熱血パズドラ部を当サイトから切り離し、生まれ故郷である“ファミ通App”に引っ越しさせることになりました!