大塚角満の熱血パズドラ部 第894話
今朝--。
またまたまた、同僚のたっちーから謎のメッセージが送られてきた。
いったいこいつは、このあいだから何を言っているのだ……。パズドラと『スレイヤーズ』を始めとした富士見ファンタジア文庫がコラボして以来、明らかに行動がおかしくなっているんだがwww
このやり取りのあと、たっちーはつぎのように詰め寄ってきた。
「……で、キサマもリナを手に入れたんだろうな? まだフレンドリストに出てこないようだが!!?」
手に入れてねーよwww そもそも火属性じゃねえかリナはwww
PADスレイヤーズ始動w
しかし“キサマも”ということは、どうやらたっちーは目当てのリナをゲットしたらしい。以前から、
「わしは『スレイヤーズ』とのコラボガチャに、貯め込んでいた200個の魔法石をすべて突っ込む!!」
と豪語していたが、しっかりと初志貫徹したようだ。
そこでなんとなく、フレンドリストを見ると……。
こいつwww
まさかチームすべてをスレイヤーズに染めたのか!!? 俺はあきれてたっちーに言った。
「おいww なんか君のチーム1もチーム2も現在のパーティーも、全部リナがリーダーになってるんだけどwww」
するとたっちーは、「何を当たり前のことを……」とつぶやいたあと、↓この画面を俺の眼前に突き付けてきた。
「チームはすべて、“PADスレイヤーズ”と化した。ともに滅びの道を歩まん……」
PADスレイヤーズはいいけど……ぜんぜん育ってねえwww とりあえずハメ込んだだけやんけ!!w しかもリナのリーダースキル、火属性用で、サブとまったく噛み合ってねえよwww
恐るべきモンスターボックス
それにしても……よくぞまあ、これだけスレイヤーズのキャラをそろえたもんだな。そこで俺は、ふいに湧いた疑問をたっちーにぶつけた。
「リナはもとより、相当魔法石を突っ込まないと、これだけのコラボキャラそろえられないだろ。……まさか本当に、200個突っ込んだの?」
するとたっちー、|;・`ω・) ←こんな顔になって嘆息した。
「……この画面を見れば、一目瞭然や」
たっちーが開いたモンスターボックスを覗き込むと……w
「うは!!!!www ホントにやりやがった!!!www しかも……ドーチンとクルツだらけ!!!wwww」
「があああああああ!!!!!」とたっちーが吠える。
「せやねん!!! なんやこのドーチン率は!!!! しかも……けっきょくガチャじゃ、リナは出なかったんやで!!!!(怒)」
驚いて、俺は聞き返した。
「え……じゃあ……w」
たっちー、ますます赫怒する。
「せや!!! 仕方なく、モンスター交換所に駆け込んだねん!!!>< 200個以上突っ込んで目当てのキャラが出ないとか……!!>< どうなってんやぁぁあああ!!!!(激怒)」
これぞまさしく、物欲センサーw 小野田坂道が欲しくてチャンピオンオールスターズコラボを回しまくったけど、けっきょく手に入れられなかった夏の思い出がフラッシュバックする……w
「まあええわ。とりあえず、キサマもリナだけは手に入れとけよ! んで、リーダーにしておいてくれよな!!!」
まだプリプリと怒りながら、たっちーは秋葉原の雑踏に消えていった。俺がリナを入手するかどうかは……考え中であるw
続く。
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