大塚角満の熱血パズドラ部 第779話
ファミ通Appの“大塚角満の熱血パズドラ部!”から本格的に引っ越しする前、とりあえずの仮住まいとしてここで書き始めた“新・パズドラ部”ですが……なんと気が付けばわずか半年ほどで連載100回を迎えてしまいました!! うおおおおお!!! ファミ通Appの連載の晩年、3ヵ月くらい更新していなかったことを考えると、自分でも信じられないくらいスピードアップしとる……w
このペースってほとんど、7年前の熱血パズドラ部スタート直後と変わらないのではなかろうか。
あのときは、「平日はほぼ毎日更新!」を掲げて、実際に週5更新を実行していたんだけど、この新・パズドラ部は週末も祝日も関係なく、ネタがあれば容赦なくアップしているので、当時よりも勢いがあるかもしれない。しかも、何度かお伝えしている通り、新・パズドラ部は“超・熱血パズドラ部”に完全リニューアルいたします! そうなったら、いまよりももっともっと更新しちゃうかもしれんなーw いやあ、オープンが楽しみだ!
……というわけで、アニバーサリーな100回目だというのにそれっぽい文章を載せていなかったので、前回の日記の冒頭に付け加えさせていただきました! 100回目をまだお読みでない方は、↓ぜひこちらを楽しんでください!
では今後とも、熱血パズドラ部をよろしくお願いいたします!
新・熱血パズドラ部100回目!
……記念すべき当ブログの100回目に、まさかこんな恥ずかしい話を書くことになるとは((((;´・ω・`)))) あまりにもバカらしい話なので、短くまとめて俺は逃亡する。
つい数日前の出来事であります……。
パズドラ史における、最大の勘違い
最近、同僚のたっちーのパズドラ熱がやたらと高い。理由は本人にもわからないようなのだが、毎日のように、
「コマさんてホントに強いのけ!?」
「サボってたから、+ポイントもモンポもぜんぜん足らねぇぇぇええ!!」
「素材、全部トレードでくれよ!!!」
なんて騒ぎ立てている。彼女は昔からこういう傾向があって、だいたい1年周期でこのような症状を発症する。今回のパズドラ熱は、1年ぶり5回目の登場……ってところ。我が群馬が誇る、健大高崎の甲子園出場と同じくらいの周期と考えていい。
そんなたっちーがいまハマっているのが、前述の“コマさんSパ”作りである。
「コマさんSパで、未クリアーのダンジョンすべてを制覇すんねん!!!」
と、やたらと鼻息が荒い。そんな彼女が、こんなことを言ってきた。
「なあなあ。オメーのコマさんSパって、どうなってんの? 参考までに、見せてくれよ」
俺、呆れながらたっちーに返す。
「見せろも何も……しょっちゅうブログでアップしてるだろが!! ……そう、キサマが管理人をしている角満GAMESにな」
「まあええやん、細かいことは! さあ、コマさんSパを見せてくれ!」
俺はしぶしぶ、いま使っているコマさんSパを彼女に見せてやった。「ホレ」。それが↓こちら。
コマさんSをリーダーに、エンドラREX、ゼラ、ゼラキティ、オデドラという強烈なメンツ。まだ完成形ではないが、現在はコレをメインに戦っている。
我がコマさんSパを見て、たっちーは「ふうん」と言った。
「わしが目指しているパーティーに近いものがあるな。わしは残念ながらゼラを持っていないので、サブはエンドラREX、ゼラキティ、オデドラ、そして木コットンを入れようと思ってるねん」
俺は驚いた。
「え!!! キサマ、サボっていたくせに、そんないいメンツが揃ってるのか!!?」
たっちーは、ε=(・ω´・#) ←こんな顔になった。
「当たり前や!! キサマのようなナンチャッテ公認といっしょにするなや!! ……まあ、オデドラと木コットンは、これから作るんだけどな^^;;;」
俺は再び目を剥いた。
「オデドラはともかく……君、木コットン持ってたの!!? 俺が数年間追い求めながら、いまだ手にしていない木属性の雄を!!!」
そうなのだ。
コットンは、いまから2年ほど前の2017年8月に導入されたモンスターで、格は“フェス限”。各属性に、イラストも能力も違うコットンが存在し、立て付け的にはあの“ネイ”に近しいものがある。そんな、特別扱いされているとも言えるモンスターなので、出現は超レア。俺は導入された当時から、
「木コットン!!! ゴッドフェスでの狙いは、ひたすら木コットンや!!!」
と、鼻息荒く追い求めてきたが、残念ながらいまだに、木コットンを引けずにいた。
そ、それなのに……((((;゚Д゚))))
震える俺に、たっちーが言った。
「コットン、持ってるねん。……でも、進化させないとダメや」
俺は「けっ!」と舌打ちをした。
以下……とんでもない勘違いの会話をお楽しみください。
角満:ええのう! いつ引いたのか知らんけど、木コットンを持ってる人は!
たっちー:いや、木コットンじゃないねん。だから、進化が必要なんや。
角満:究極進化ってことか。まあいいじゃん。それは当たり前のことだ。
たっちー:光コットンやねん、わしの。まずは……退化させるのか。
角満:ん?? 光コットン? じゃあ、木じゃないやん。
たっちー:そうだよw なので、退化させないといけないんじゃんw
角満:えwww 光を退化させれば、木になるとでも?ww そんな都合のいい話、あるわけねーだろwww
たっちー:いや、なるんだってw ネイだってそうじゃんwww
角満:そりゃ、ネイやシェリングはそうかもしれんけどwww じゃあ、アレか?? わしが持ってる闇コットンも、退化させれば木になるってのかよwww
そう。俺は1年ほど前に闇コットンを引いて持っているのだ。
たっちー:え、なるでしょ?? ……てか、君、コットン持ってるの……??
角満:コットンはいるよ。闇だけど。木じゃないよ。
たっちー:え……。
角満:え?
たっちー:それ……戻せるでしょ? 究極進化前に…………。
角満:うっそだーwww そんなこと、考えたこともな……。
ここまで来て、俺は(あれ……?)と思った。
そう……。考えたことがなかったのだ。“闇コットンを退化させる”ということを……。で、でも確かに、ネイやシェリングのようなモンスターがいることを考慮すれば、もももも、もしかしたら……コココ、コットンも……!?!?
角満:え。いや。そ、そんなわけが……。だだだ、だって……。
このへんから、たっちーは笑いをこらえるのに必死のようだった。
たっちー:だっても何もwwww 見てみなよ、退化できるかどうかwww
俺は言われるままパズドラを起動し、ずっとモンスターボックスで塩漬けになっていた闇コットンを進化合成部屋に連れ込んだ。そしたら……((((;゚Д゚))))
角満:あ…………。わ、わしの闇コットン、退化できる……みたい……。
たっちー:君のだけじゃなく、誰の究極進化コットンも退化できるんやでwww ホレ、騙されたと思って戻してみろやwwww
俺、いまや機械仕掛けの人形になって、ギクシャクと退化ボタンを押した。
角満:た、退化、した……((((;゚Д゚))))
たっちー:じゃ、つぎは究極進化やなwww 見てみろwww 木コットンがいるかどうかwww
「ま、まさか……」
いまだ信じられない思いで究極進化を試みると……!!!!
:(;゙゚'Д゚'):
:(;゙゚'Д゚'):お、俺は……
:(;゙゚'Д゚'):いい、1年以上も前から……
:(;゙゚'Д゚'):ききき、木コットンを……!!
:(;゙゚'Д゚'):もももも、持って……!!!
「がはッッッ!!!!!!!」
俺が吐いた涙と血反吐が、机をぐしゃぐしゃに濡らした。そ、そんな……。どどど、どんだけ勘違いしてんねん……。
のたうち回る俺を見下ろして、たっちーが冷ややかに吐き捨てた。
「あー、ちんだ……w 今回は立ち直るのに時間がかかりそうやな……w」
パズドラを始めて、早7年……。
我がプレイ史の中で、もっとも衝撃的な出来事(自業自得だが)だったかもしれない……。
合掌……。