大塚角満の熱血パズドラ部 第685話
ついに我が軍にやってきた、“闇メイメイ”こと“暗路守の玄武・メイメイ”ちゃん。
シツコイようだが宣伝も兼ねて改めて書くと、このかわいこちゃんは、大好評発売中の拙著『読む!『パズドラ』~大塚角満の『熱血パズドラ部!』ベストセレクション~』に付録としてついてくるモンスターで、ムックのおまけとは思えないほどの性能を有している。リーダー×フレンドを闇メイメイにしたときの効果は、木光闇の3色消し+ドロップ5個以上消しで、攻撃力256倍!! ダメージ軽減率に至っては、じつに75%カット!!!!! つまり5万の攻撃が飛んできても、被るダメージは…………………ちょ、ちょっと難しくて計算できないが、間違いなくかすり傷程度や!!! キチンと運用できれば、たいがいのダンジョンは走破できてしまう設計になっているのである!!
そして、闇メイメイのもっともすぐれているポイントはほかでもない、
“ムックの付録なので、誰でも手に入れられる”
ってこと。
実際、俺のセカンドキャラはプレイ開始から数日しか経っていないが、余裕で召喚することができた。
ランクが6だろうが1000オーバーだろうが、この付録さえあれば分け隔てなくやってきてくれるという、聖母というか看護師さんというか、とにかくやさしいモンスターなのだ。
そんな闇メイメイをリーダーにした“第1次闇メイメイ内閣”を発足させ、ご報告したのが前回のブログ。
個別に見れば強いモンスターばかりだが、とてもじゃないけど適材適所とは言えぬ配置にイラ立ちを覚える方もいらっしゃるかと思う。でも現状、この子たちしかいないので、なんとかがんばってもらうしかないのである。
しかし、ひとつ忘れていたのだが、闇メイメイはスーパーアンケートゴッドフェスで出てきた完成後の連中とは違い、生まれたてホヤホヤのヒヨコモンスターである。レベルは1だし、覚醒スキルも開いていない。スキルレベルも当然ながら“1”なので、どうにかしなければならないだろう。つまりイチから育てなければいけないのだ。家庭菜園なんかやっていると、そこそこ育った苗から始めるか、気合を入れてタネから始めるかの選択肢を突き付けられることがあるが、闇メイメイは“タネ”だ。素材を食わせ、才能を引き出し、立派な大人に成長するまで手取り足取り面倒を見てあげなければいけないのである。
何度も書くように始めたばかりのデータだから、素材になるようなモンスターもほとんどいない。それでも、ノーマルダンジョンでどうにかこうにかレッドゴブリンやらグリーンカーバンクルなんかを手に入れ、
「ごめんよ、メイメイ……。いまは、こんなものしかあげられなくて>< もっとおいしいおまんまを、食わせてあげたいんやけどなあ><」
と涙にむせびながら与えるのである。でも、闇メイメイはいい子だから文句のひとつも口にせず、
「ううん、えーんやおとん^^ レッドゴブリン、ちょっとスジとトゲがあるけど、おいちいよ^^ メイメイ、もうお腹いっぱいや^^」
なんて健気なことを言いながら食べてくれるのだ!!>< 泣けるなあ!!><(大丈夫かw)
これにはおとん、奮起せざるを得ず、
「ちょっと早いクリスマスプレゼントだよ!><」
とばかりに、なけなしの御馳走(闇ノエル)を食べさせてあげた。これにより闇メイメイは身長(レベル)だけ伸びたが、急な成長に栄養がまったく追いついていない。栄養とは……もちろん、たまドラやピィだ。しかし……。
現状、強化用のモンスターはほとんど空っぽである。でも、たまドラに関しては“たまドラ大量発生!”が常設になったのでいつでも行けるし(スタミナの問題は置いておいて)、プラスに関しても友情ガチャで+21ヒカりんが手に入るから、まあなんとかなるだろう。とくに、プラスはすぐにでも与えられる用意ができたので、闇メイメイに食べさせてあげることにした。
「ほら、メイメイ! おやつだよ!>< 好きなだけ食べていいんだよ><」
闇メイメイもことのほか喜び、
「わあ!!^^ ヒカりんだ! メイメイ、光属性大好きなの!^^ みーんな食べちゃおう^^」
そう言ってニコニコとヒカりんを食べようとしたんだけど……。
「あ……」と俺。
「あ………………」と闇メイメイ。
そうなのだ……。食べ物は目の前にあるのに、先立つもの(お金)がぜんぜん足らなくて食べさせてあげられない!!!
「嗚呼……>< すまんメイメイ……。父ちゃんに甲斐性がないばかりに……><」
目の前に御馳走がありながらも手を付けることができず、闇メイメイはお腹を鳴らしながら俺にこう言うのだ。
「ううん、おとん、大丈夫。メイメイ、お腹いっぱいだよ^^ もう、帰ろう^^」
……というわけで、我が軍の闇メイメイは育ち切っていないです!!w それでも、フレンドの皆さん、どうぞよろしくお願いいたします!!