【モンハンワールド】逆鱗日和 第38回:ガンキンガンランサー、新大陸を闊歩する
新大陸にイビルジョーがやってきたとの未確認情報がありますが(確認しろよ)、いま現在編集部におり、なおかつリモートプレイもできないため(PS4をスタンバイ状態にしてくるのを忘れた)、事実かどうか判明するのは本日の深夜になりそうです。
さて。
最近の“狩りトレンド”は完全に闘技大会のプケプケ討伐になってしまっているが、ちょっと前まではキチンとメリハリをつけて、いろいろなモンスターの討伐に赴いていた。
もちろん、上位のね。
それができるようになった理由はほかでもない、以前このプレイ日記でも書いたウラガンキン装備が完成したからだ。以来俺は片時もこの黄金聖……じゃなかった装備を脱がず、鎧の隙間から酸っぱい匂いが漂ってくるのも厭わずに、
「ガンキンガンキン!! ガンキン装備最高!!」
と吠え続けているのである。
我がウラガンキン装備が優れているのは、1も2もなくそのスキルである。俺は“ガンキンα”シリーズで全身を覆っているのだが、護石などを抜きにしても、
・ガード性能Lv3
・防御Lv1
・破壊王Lv3
・爆鎚竜の守護(ガード強化)
これだけ優秀なスキルが発動しているのである。もう、どっからどう見てもカッチコチ。文字通り、ガンガンキンキンの鉄壁ハンターが完成するというわけだ。これ、もともとガード能力の高いランス系の武器(……要するにランスとガンランスだが)との相性が抜群。ガード性能で相手の攻撃の威力を軽減し、のけ反りも抑え、テオやらキリンやらのヤバすぎる攻撃もガード強化で、
「ガンキーン!!!」
としのいで見せる。おかげで、滅多なことでは昇天せず、回復薬や秘薬のお世話になることも激減して、まことにエコで経済的なハンターが誕生したのでありました。
このガンキン装備のおかげで、多くのハンターが壁を感じたであろうテオ・テスカトルも、難なく突破することができてしまった。もともとテオは、立ち回って楽しいモンスターなので大好きなのだが(ガンランスと相性がいいんだと思う)、このガンキン装備のおかげでさらに、キャッキャとジャレるように狩れるようになったのである。
そういう意味では、あのネルギガンテも同じ。最初こそ、
「こ、こいつ……ガンランスで狩れるのかな……?」
とビビリまくったものだが、すっかり慣れたいまとなっては、立場は完全に逆転である。おそらく、ガンランスを担いだ俺を見たネルギガンテのほうが、
「あ、あのガンランス野郎……また来やがったのか!!((((;゚Д゚)))) もうわしの素材イラネーだろ!!>< ……くっそ!! ニヤニヤ笑ってやがる!! くんなくんな!!! あっち行け!!!><」
なんて思っているに違いない。
でもよくよく考えてみれば、ガンランスは重い上に、かな〜りクセがあるので、他の武器種と比べるとあまり狩猟に向いているとは言えない(オイオイ)。それがナゼ、屈強なネルギガンテやテオ・テスカトルを相手にすると、水を得た魚のように躍動するのだろうか?
この、2種の古龍の共通点は、まさにいま挙げた“屈強なこと”であろう。速さやテクニックよりも、パワーと破壊力にポイントを振りまくった性質を帯びていて、フルパワーの一撃を喰らったら即昇天……なんてことも珍しくない。
「力こそ正義!」
を貫くモンスターなわけだ。
だからこそ、ガンキン装備の鉄壁ガンランサーには“合う”。どんなに恐るべき攻撃も「ガンキーーーン!!」と受け止め、相手が攻め疲れたところを見計らって「うりゃ♪ うりゃ♪」と突っつく。しかも、重い武器を引き摺って無理矢理追いかけなくとも、バトルマシーンのようなテオとネルギガンテはすぐにこちらとの間合いを詰めて襲い掛かってくるので、軽くいなしてカウンターを取ればいい。それでも、相手に攻撃ターンを回してしまうと一気に体力を削られてしまうので、油断は禁物だ。そんな、
“つねに有利、でも危険”
なんていう、たまらないバランスの狩猟ができるので、俺のハンターノートの討伐数は、テオとネルギガンテが抜きん出ているのである。
「あー楽しい♪ こいつらを簡単に屠れるんだから、もう新大陸に俺の相手になるモンスターはいないんじゃないかねえ^^」
そんな、我が世の春を謳歌するガンランサーの前に、異色の新モンスターが立ちはだかる。その名は、
“ヴァルハザク”
もうホント、こいつだけは……><
次回に続く。
『モンスターハンターライズ』プレイ日記 逆鱗ぶいっ! Vジャンプレイにて連載中!