【モンハンワールド:アイスボーン】逆鱗日和 第52回
相棒のたっちーに足並みをそろえることを断られたので、
とりあえず上位に行くまでは、駆け足でお伝えしたいと思う。
パオウルムーもラドバルキンも
『モンスターハンター』というゲームの基本は、物語の展開に合わせて広がるフィールドに降り立ち、自然の移ろいと生き物たちの営みに寄り添いながら、生態系の一部となってモンスターと共存していくことである。
生きるために自然の恵みをいただくこともあれば、モンスターと壮絶な生存競争をくり広げなければいけないこともある。無辺の小宇宙の中ではハンターなんて小さな駒のひとつにすぎないが、それでも、生態系に組み込まれたものとして、多くのモンスターたちと渡り合っていかねばならない。
狩りの舞台を、古代樹の森から大蟻塚の荒地へ、そして陸珊瑚の大地、瘴気の谷へと広げていった俺は、数々の名物モンスターに出会った。
たとえば、“パオウルムー”。
以前、“空飛ぶモフモフ”とブログに書いたが、
ここは通過点とばかりに、あっさりと狩猟させてもらった。
“ラドバルキン”についても、コラムにしたことがあったな。
ウラガンキンもそうだけど、俺はこの圧縮された巨大タイヤのようなフォルムが大好きで、強敵だとはわかっていながらも、目の前に現れるとついついワクワクとしてしまう。
まあでも、「きゃーーー!! かっこいいかっこいい!」と手放しで褒めたたえ、ラドバルキンのほうも、
「いやぁ~~~^^ それほどでもぉ~~~^^^^」
なんて、まんざらでもない顔をしたところで、きっちりと狩らせてもらうわけだが。
このあたりの生存競争のきびしさが、いかにも『モンハン』的である。
ルーキーハンターの壁たちを
さらに、俺は狩猟の手を緩めず、陸珊瑚の大地と瘴気の谷に入り浸った。
これ、“だらだらハンティング”をポリシーにしている俺にしては、スゴイことでありますよ。
いつもだったら間違いなく鉱石集めや虫集め、さらに先日も記事にした写真撮影にうつつを抜かして、メインのクエストにはひとつも手をつけないタイミングだわ。
でも、今回は違う。
空いた時間があったらひとつでも多くのクエストをこなし、お話を進めてしまいたい。……いや、進めなければならないのだ。じゃないと……いつまで経っても、『アイスボーン』の世界に入っていけねええええ!!www 俺も早く、ナルガクルガやラージャンのことを書きてえんだよぉぉおおお!!!www
なので、多くのルーキーハンターが苦戦させられるであろう“レイギエナ”や“オドガロン”も、俺にとっては通過点である。
ここまで、一度も力尽きていない。ていうか、危ないシーンもひとつもないんじゃないかと思う。狩猟生活は、極めて順調だ。
上位に上がるために
とはいえ、ここまでは“想定内”の流れである。なんたって、一度通過した場所だからな。烈海王風に言えば、
「この場所はすでに、1年前に通過しているッッッ!!!」
って感じである。
……そう、問題はここから。
上位に上がる前に、いくつかの関門を越えなければならないのである。
「……出たな」
古代樹の森の頂上。
暗闇に浮かぶ真っ赤な翼を見上げつつ、俺はガンランスを構えた。
「さあ、やりあおうか、リオレウス!!!」
上位に上がるための最初の壁--。
空の王者・リオレウスと、荒地に君臨するディアブロスとの、最初の激闘が始まった。
続く。
『モンスターハンターライズ』プレイ日記 逆鱗ぶいっ! Vジャンプレイにて連載中!