ディアブロ3プレイレビュー 第41話
『ディアブロ III』で遊んでいると、敵(おもにエリート)がくり出してくる“属性攻撃”に悩まされる瞬間が必ずやってくる。
……と言っても、『ディアブロ III』を始めたばかりの人や、トーメント以前の平和な地獄(矛盾しているけどw)で遊んでいる人は、あまりピンと来ないかもしれない。それどころか、
「何をまた、大袈裟なことをwwwww」
「思いっきりマグマを踏みつけてますけど、ほぼノーダメージなんですがソレはwwww」
なんて、語り部(俺のこと)をバカにする輩も出てくるかもしれない。いや、きっといる。わかっているんだよこっちはッ!!! ……と、なんで俺は興奮しているんでしょうか。
若いころは……よかった
まあでも、俺も最初のころは思っていたよ。
「敵が一生懸命、毒やら氷やらをぶつけてくるけど……セミの小便ほどもダメージを受けないんだけどww」
ってね(セミの小便はけっこうダメージ大きいしな)。ぜんぜんダメージが入らないのに、
「く、くぬくぬ……! ど、毒を喰らえ!! ちんでしまえ!! ……って、1ミリも効かねええええ!!><」
と悶絶している(ように見える)エリート・モンスターをシミジミと眺めながら、静かに、
「どんまい」
と憐みの言葉を送る日々。あのころは……若かったよ。
気が付けば、モンスターと俺の立場は完全にひっくり返っていた。どのタイミングでヒエラルキーに変化が起きたのかよく覚えていないのだが、トーメントの“III”くらいですでに、
「やっべ!!! この氷の攻撃、喰らうと1発で死ぬんですけど!!!」
なんてことになっていたと思う。以降はもう、属性攻撃との戦いの歴史だった……と言っても過言ではないわ。
毒が……辛いんです
以前、当プレイ日記でも詳しく扱ったのだが、
『ディアブロ III』の属性攻撃には、以下のようなものがある。
・凍結:フローズンオーブという氷の玉を複数設置。のちに爆発し、甚大なダメージを与えたのちにプレイヤーを凍結させる
・氷柱:プレイヤーに向かって高速で飛んでくる氷の結晶が出現。強烈な氷ダメージの衝撃波を出す
・電撃:広範囲に浮遊する雷のボールを発生させる
・疫病:通過した場所に毒の沼を発生させる。沼に入ったプレイヤーは継続的な毒ダメージを喰らう
・毒の川:毒の沼が破裂したのち、十字に伸びる毒の川が発生する
・マグマ:プレイヤーの足元に、炎ダメージの床が出現
・アーケインの光:いわゆるイライラ棒
この中で、どれがいちばんやっかいなのか??
今回はコレが記事のテーマなのだが、正直、
「全部やっかいです」
この一言でコラムは終わってしまうと思っていた(オイ)。
ところが最近、グレーター・リフトの上のほうで目を覆わんばかりのヒデェ目に遭ったことにより、俺の中で“いちばん腹立つ属性攻撃”の第1位は決定してしまいました。
これはもう、スクショを見てもらえば一目瞭然。……見てよ、この惨状を((((;゚Д゚))))
ポイズ~~~~ん……www
って、笑いごとじゃねええええ!!! なんなんだこの毒の大海は!!! “毒大海”って四股名かよ!!
これ、あまりの地獄絵図にパニックになってこんなシーンしか撮影できていないんだけど、死ぬ直前は文字通り足の踏み場もなく、地面のすべてが毒でした((((;゚Д゚)))) 遠くに逃げようとしても、毒の波紋から飛び出している“川ムカデ”みたいなやつがニョキニョキと現れて、瞬時に足元を緑色に……。その結果、
ポイズ~~~~ん……wwwww
復帰した1秒後に、再びゲームオーバー。
「てめッ!! この!! そこ動くんじゃねえぞ!!!(激怒)」
と噴火しながら復帰しても、1秒後にヴァルハラへ……。身に着けている装備はとっくに黄色から赤になり、粉々に砕け散ったも同然。こんなのじゃ、ザコの1匹すら倒せないわ……。
この、毒手使いの影慶か柳龍光みたいなリフト・ガーディアン、30回に1回くらいの割合で現れる(当社調べ)。それくらいの遭遇頻度だと決して高いとは言えないのだが、その恐ろしさが癒えないうちは、
「あああ、あいつにだけは会いたくねえだ……!>< ででで、でもでも、会ってしまうかもしれないので、準備だけは怠らないようにしないと><」
とビビりまくって、毒を無効にしてくれる神のアイテム“マーラの万華鏡”を着けて出撃することになるのだ。でも……30回に1回だからほぼほぼ会わないので、そのうち喉元過ぎれば熱さを忘れる……じゃないけど、
「マーラの万華鏡とか、もうイラネだろww 枠を潰すだけでもったいないしな」
ってんで、“お守り”を外してしまうのだ。
……でも。
それが運命の、29回目だったとしたら……!!!((((;゚Д゚))))
「うわああああああ!!! マーラ外したとたんに影慶出たぁぁああああ!!!!><」
だから俺は、毒が嫌いだ……。