グレーターリフト、100階へ進撃す
グレーターリフト99階を制覇し、
いよいよ目標だった100階がオベリスクの中に表示された。
おおおおお……!! グレーターリフトは100階以降もあるけど……とりあえず3桁の表示が出ただけで感慨深い……!!
これまで、クルセイダー、ウィッチドクター、ネクロマンサー、デーモンハンターで『ディアブロ III』に臨んできたわけだが、グレーターリフトは90~95階くらいが最高到達点だったと思う。もちろん、どのクラスでも極めれば100階くらいは行けるんだろうけど、俺の歴史的には今回が初の快挙だ。うれしいったらないわ^^
「よしよし^^ 無事にオベリスクに“レベル100”と刻まれたので、シーズン19の冒険はこれにて終了ってことで……^^^」
達成感ですっかり満腹になって会社の自席でNetflixを起動しようとしていると、背後に上弦の鬼の気配を感じた。振り向くと……((((;゚Д゚)))
「おい……!! 何を100階に上ったところで満足してんねんッ!!!(怒) クリアーしてナンボやろうがぁぁああああ!!!(激怒)」
鬼と化した同僚のたっちーにケツを蹴飛ばされ、俺は逃げるようにグレーターリフトの100階に飛び込んだのであった(苦笑)。
グレーターリフト、100階へ!
というわけで、ついに踏み込んじまったよグレーターリフトの100階に!!
オレックの顔にも心なしか、緊張が滲んでいる気がする。もしかしたら俺はいま、とんでもない場所に足を踏み入れてしまったのかもしれない。
それでも……突き進むしかない。グレーターリフトはリフトガーディアン屠り去らない限り、口を閉じてくれないのだ。……さあ、駆け抜けよう! 必ずや生きて戻って、シーズン19を締めくくるんだ!!
老バーバリアンは、グレーターリフト99階を制したときと同じように、“狂戦士の憤怒”→“バトル・レイジ”→“フェリオス・チャージ”→“ワールウィンド”のコンボを、軽やかな水の流れのように鮮やかに決めていった。
……と言うわりに、達成度のグラフに早くも白い部分が発生しているけど((((;゚Д゚))) なんやねんこの白いの((((;゚Д゚))) アメリカシロヒトリかよ((((;゚Д゚)))
やはり、グレーターリフトの100階ともなれば、ザコの攻撃力もとてつもないものになっている。おそらく、ここでヒョロヒョロの矢を撃っているだけのザコガイコツをグレーターリフトの80階に連れていったら、歩いているだけで道中の敵を消滅させ、リフトガーディアンも瞬殺するに違いない。そんな、バグを疑うくらいの攻撃力を帯びているのだ。
なのでまあ……キツいことキツいこと……((((;゚Д゚)))
達成度グラフに現れた白い部分を、回復する余裕なんていっさいなし……。
結果……。
ぬおおおおおお……!! まだ8割程度までしか来れていないのに、残り時間のカウントダウンが始まっちまった……!!
そして……。
トドメの死亡で30秒削られ、あえなく終了wwww
って、笑っている場合じゃないんだけどな……。
裸のバーバリアン、慟哭
この回はけっきょく、
装備が完全破壊されてしまい、痛風のおっさん、ひさびさの素っ裸に^^;;; 街の人々の冷たい視線が痛い。
修理後、グレーターリフトに戻るも、集中力が切れたバーバリアンはただのデカいおっさんと化し、その後も、死亡→装備壊れ→修理→死亡→装備壊れ……をくり返すハメに。エリートモンスターよりも、ザコが放つヒョロヒョロ矢の攻撃があまりにも強烈で、
「これ……遠距離攻撃の敵がたくさん出るダンジョンを引いた時点で、クリアーは無理かも……」
と絶望的な気分にさせられたのであった。
それでもどうにかリフトガーディアンは引っ張り出し、
倒せはしたものの……、
走破タイムは、
たっぷりの23分www 町内マラソン大会で遅れに遅れ、
「もういいや、ゴールなんてしなくても……」
といじけて、その足で居酒屋に入ってビールを飲むような大惨敗……。
それでも……まったく対抗できない感じではなかった。
「どのへんに、対抗できていることが書かれているのか?」
と言われてしまうかもしれないが、そう感じてしまったのだから仕方がない。
次回いよいよ……“グレーターリフト制覇編”(いつの間にそんな章になったねん)、堂々の完結!!