グレーターリフト99階の激闘
いよいよ……シーズン19の長い旅が終わりに近づいてきた。
よーし……!! やってやるか! グレーターリフトの99階を!!!
パラゴンレベルが800を超えました
目標のグレーターリフト100階まで……残るは2フロアー。一度そういうたとえを使ってしまったので最後まで貫くが、『鬼滅の刃』で言うところの上弦の弐、童磨レベルの階ってことだ……!!
でも、そこに行く前に。
ようやくパラゴンレベルが800を超えたので、各能力をMAXまで引き上げておいたわ。
これで、いまできることはすべてやった。あとはシンプルに、15分以内にグレーターリフトを駆け抜けるだけだ!!
入る前に、ビビる
では、行くとするか。……ていうか、グレーターリフトの99階、ホントに出てるよな……?
ほっwww よかったwww じつはここを開くまで、
「グレーターリフト98階をクリアーしたつもりになっていたけど……じつはタイムオーバーで不合格だったのでは((((;゚Д゚)))」
なんて疑心暗鬼になっていたんだけど、ちゃんとクリアーしていたみたいだわw
というわけで、安心して出撃!!
オレックが言った。
「幸運を祈るぞ、英雄よ」
……なんか、妙に優しいなオレック((((;゚Д゚))) どうしたんだ?? おかしいぞ。
いつもは、
「覚悟はあるか!?」
とか、
「オノレの血を証明しろ!!」
とかとか、突き放した言い方をするくせに……なんか早くも、慰めモードになってるんじゃね!!? そんなにヤバいの99階は!? オメーにその顔色で優しくされると、逆にこええんだよ!! いつもみたいに冷たく接しろよ!!>< 俺はちぬの!? ねえ、ちぬのですか!!?
「わあああああ!! こええええ!! やる前からちんだああああ!!!><」
グレーターリフトに入ったところで1歩も動かず、わあわあぎゃあぎゃあと編集部で騒いでいたら、同僚のたっちーに怒られた。
「うるせえ!!! Nintendo Switch振り回して騒ぐなや!!!(怒)」
ハイ。イッテキマス。
激突! リフトガーディアン!
でも……オレックの様子はおかしかったが(いつも通りだろ)、グレーターリフト99階行脚は思いのほか順調に進んでしまった。
エリート相手でも対等以上に渡り合えるし、
群れに囲まれてもどうにかなった。
……いやもちろん、無傷の進軍なんてできるわけもなく、
ちょっとでも油断すると、ほんの一瞬で屠り去られてしまうのは、さすがグレーターリフトの深奥といったところか。ザコのヒョロヒョロパンチやションベン弓矢がかすっただけで、アッと言う間に画面が葬式になってしまうのだ。……油断すんな、俺!! ここは、いまだかつて来たことすらなかった、『ディアブロ III』の深淵なんだぞ!!!
フンドシを締め直して、慎重に、それでも大胆さは忘れずにガンガン進む。すると、それに応じるように達成度のグラフは上昇していき……!
制限時間の半分が過ぎたところで、達成度は……8割ほどか!? こ、これは……かなり余裕をもってリフトガーディアンに対峙できるかも!!!
そして--残り3分になったところで……!
「影が群れ集い、新たな悪が地上を闊歩する」
おどろおどろしいテロップに導かれるように……!!
リフトガーディアン、出たぁぁああああ!!!!><
で、でもこいつ……!! 脳筋系で相性がいい“コールド・スナップ”や!!! 時間はまだたっぷりある!! いける!!! 間違いない!!!
が。
勝利を確信した瞬間から油断が始まるのが、大塚角満という男である。な、なんと……w
「うわああああああ!!!!((((;゚Д゚))) たたた、立て続けにちんだぁぁああああ!!!!>< じじじ、時間がねえよぉぉおおお!!!><」
もうこのときには、絶対に失敗したと思ったね(苦笑)。
それでも……やっぱり3分のアドバンテージは大きかった!! 夢中でリフトガーディアンを斬りつけていると……!!
!!!!! ううう、ウルシちゃん!!!! その、どこかうれしそうな表情は!!!!(いつもと同じだろ)
ウルシの登場とともに、画面上部に表示されたテロップは……!!
“残り時間0分59秒でグレーターリフトをクリア!”
編集部に、痛風柱の咆哮が轟いた。
「やったあああああ!!!! グレーターリフト99階も超えたぞぉぉおおお!!!!」
はい、なんとかなりました!! ダンジョンの引きやグレーターリフトの引きに助けられた感は否めないけど、それでもクリアーできたことに変わりなし!!!!
さあ、これでいよいよ……残るはグレーターリフト100階のみ!!! この勢いで、一気にクリアーしてやるぜ!!!!
続く!