初代ディアブロダンジョンは、こんな場所
前回、正月期間限定で口を開ける魅惑のポータル“トリストラムの闇”について書いた。
今回はその続きであります。
動きがカクカクになります
前回の記事で記した通り、トリストラムの闇へのポータルは、第一章の拠点であるニュートリストラムのご近所で口を開けている。おさらいになるが、場所は↓こちら。
ニュートリストラムの真上に、怪しさ全開の五芒星が浮かんでいる。これが、トリストラムの闇の目印だ。その最奥では“ダーク・ロード”というボスが待ち構えているわけだが、わざわざ自分の居場所をわかりやすく表記してくれているのを見るにつけ、そんなに悪いヤツではないような気がする。もしかしたら、打ち解ければ仲良く酒を酌み交わせるかもしれないので、さっそく会いにいってみよう。
↑この、ひときわ解像度の低いポータルに入ると……!
おおおお……!! なんじゃここは!!!
一瞬、
「……あれ? 俺、いきなり乱視がひどくなったかも?? この2秒くらいで……」
と戸惑ってしまうほど、画面の雰囲気が変わる。解像度が目に見えて低くなり、キャラクターの動きも……なんかカクカクになってるし!!w
どのくらいカクカクかというと……↓この動画を見れば一目瞭然。
ね、ギコギコな動きになってるでしょ。
初代ディアブロの思い出
「でも……」
薄ぼんやりとした画面の中でガクガクに動く自分のキャラクターを見ながら、俺はちょっと遠い目をした。そして、うれしそうに笑いながらつぶやくのだ。
「20数年前に遊んだ初代『ディアブロ』って……まさにこんな感じだったなぁwww」
俺が週刊ファミ通に入った直後に初代『ディアブロ』は発売され、当時は英語版しか存在しなかったのに編集部で大ブームになった。そのときの様子は以下のリンク先の記事に詳しいが、
仕事そっちのけで熱中する編集者が続出したがために、当時の編集長から、「会社に泊まり込んで『ディアブロ』ばかりをやるモノがいる。よって当面、『ディアブロ』は禁止とする」とのお達しがあり、前代未聞の“ゲーム雑誌編集部によるゲーム禁止令”が出された(苦笑)。そういう意味で、俺にとって初代『ディアブロ』は生涯忘れることのないゲームのひとつになったのだが、いま目の前で展開しているお正月ダンジョンは、記憶の隅にあった思い出をそっと引っ張り出してきて画面に貼り付けてくれたような、そんな雰囲気がある。
「懐かしい懐かしい^^」
ニコニコしながら、ラビリンスに潜っていく。
解像度は低いのに、どこか美しさすら感じるダンジョンの中では、
『ディアブロ III』のソレと比べると、ずいぶんと小さいブッチャーと戦ったり、
いくつものイベントをこなしたり(“見えぬ者の間”の実績解除はここや!w)、
「うお!!! “黒いキノコ”が生えてた!!!」
レアなアイテムを拾ったり、
死んだり……って、それはいいや(苦笑)。
レアなレジェンダリージェム
トリストラムの闇は、16階層のダンジョンになっている。
↑この“不浄の祭壇”でのイベントをこなすと、
ボスの棲まう“ラビリンス・レベル16”へのポータルが開くので、ドキドキしながらもここに入る。すると……!!
ダーク・ロード出たぁぁああああ!!!www
って、これはいい感じで姿が見えないスクショになっているので、こいつがどんなモンスターなのかはぜひぜひご自身の目でご確認を。
ちなみにこいつを倒すと、
おお……! レジェンダリーが落ちたぞ……!
拾ってみると……!
“レッド・ソウル・シャード”という、なんと希少な兜に着けられるレジェンダリージェムだったではないか!!!
このほか、前述した“黒いキノコ”を始めとするレアなアイテムや数々の実績、さらにはペットなんかも手に入るらしい(俺はまだもらっていない)。
「たまには違う雰囲気を味わってみるかな」
という好奇心を満たすだけじゃなく、ここでしかゲットできないアイテムを回収するために、何度も周回することをオススメしたい! そういう俺も……いまからもう一度、このダンジョンに行ってまいります!!
おしまい。