【ディアブロ3プレイ日記87】俺のビルド、弱いかもしれない説
前回の続き。
どうせリフト行脚をするんだったら、少しでも高いレベルを巡りたい--。
そう願うのが、生粋なディアブ郎たちの偽らざる気持ちだと思う。ナゼなら、このシリーズの最大の目的とも言える“激レアアイテム”は、より高いレベルのほうが出やすいから。
もうね、目に見えて違うのよ。
たとえば、この世界の入り口である難易度“ノーマル”にかかる経験値、取得ゴールド、レアアイテムドロップ率の補正は“ゼロ”である。ドラゴンボールで言えばヤムチャみたいなものだ。
これが高難度ダンジョンシリーズである“トーメント”の初っ端、“トーメントI”になると、
“追加ゴールドボーナス300%、追加経験値ボーナス300%、それまでの難易度よりもレジェンダリーアイテムのドロップ率が上昇”
という、夢の爆上げが実現!!! ドラゴンボール的には、いきなり空からデカい野球のボールが降ってきて、中からラディッツが現れた……ってくらいのインパクトがある。
当然ながらトーメントの段階を踏むごとにパーセンテージは上昇していき、これが地獄難度が口を開く“トーメントX”ともなれば、
「追加ゴールドボーナス2900%!! 追加経験値ボーナス4000%!! さ・ら・に!! それまでの難易度よりもレジェンダリーアイテムのドロップ率を上昇させていますよ~!!! もちろん、送料無料!! クレジット払いの追加手数料も当方が負担しますよぉ~。このチャンスを逃がす手はありませんねぇ。どうですかザーボンさん」
って感じで、フリーザレベルの恐ろしさとなる。
実際、グレーター・リフトをクリアーしたときの“光の柱”(レジェンダリーやセットアイテムが落ちたときのエフェクトね)で、低レベルと高レベルの差が如実に表現されているからタマラナイ。
↓これが低レベル。
ちょり~~~~ん……
申し訳なさそうに立つ、数本の光の柱……。
「あ、せっかく来ていただいたんでね……。手ぶらで帰す……ってわけにもいかないから、気持ち……! ホントに気持ちだけ出させていただきますね。スンマセンね」
こんな、店主の卑屈な態度すら感じる。
これが、高レベルになると一変。
キンキンキンキンキーーーン!!!
オノレの存在を主張するかのように、天に突き刺さる無数の柱。“屹立”という言葉がこれほどふさわしい光景が、ほかにあるだろうか?? いや決してありえない。
「ふんふんッ!! どーですかこの光景!! こんなの、なかなか見られないですよ~!! はい、見るのは自由!! でも、買う人は選ばせていただきます!! アナタ、買えますか?? ……買えないだろうなぁ~~wwww」
なんて、店主の傲慢な態度すら感じるバブリーさ。これくらい、差があるのだ。
俺のラズマは強いのか?
そんなトーメントXに、自慢のラズマ装備でやってきた。というのも、前回の記事でもちょこっと書いたが、ラズマに染まる前の我が分身の主戦場がこのあたりで、トーメントXだったら比較的容易に……というか、出会った敵を瞬時に蒸発させるレベルで闊歩していたのである。なので、俺は思ったのだ。
「まだラズマはトーメントVくらいでしか使っていないが……その感触から、トーメントX~XIIくらいだったら、敵を片っ端から蒸発させるくらいの火力があると確信する!!!」
そう……。
我がラズマは、シーズンバフの“悪夢の遺産”を超越したのだ! もうシーズンバフに縛られることなく、自由な冒険が可能になったのだよ!!
俺はウキウキとスキップしながら、トーメントXのネファレム・リフトに潜っていった。
「ラズマだったら……あっという間に終了するだろなwwww」
と疑わずに。
そ、そしたら……(((;゚Д゚)))
ほ、ホントに瞬時に終わった……(((;゚Д゚))) 開始、わずか3秒……(((;゚Д゚)))
老ネクロマンサー、かわいそうなほどうろたえる。
「い、いやいや!!! こここ、これはおかしい!! 何かの間違いだろマジで!!! こんなすぐに、やられるなんて……!!!」
狼狽しながら復活ボタンを押し、
「ほほほ、本番はこっからや!!!!」
怪気炎を上げて再突入したが……(((;゚Д゚)))
うわああああああ!!!! 俺、弱ぇぇぇぇぇええええ!!!!><
あ、アカン……w マジでぜんぜんダメや……w やられるばっかりで、ザコの体力すら1ミリも削れねえ……www
どうやら、トーメントの下のほうで無双したことにより盛大に勘違いし、完全に場違いな場所にやってきちまったらしいよ……(((;゚Д゚)))
このあと、慌ててラズマを脱ぎ捨て、以前の装備に着替えてネファレム・リフトに戻ったら……!
な、なんだ……。やっぱり強いやん……。お、俺のラズマ、まだまだヒヨッコだったわ……(((;゚Д゚)))
この週末はさらなる装備の強化と、スキルの見直しに没頭したいと思います……。
おしまい……。