【ディアブロ3プレイ日記82】カダラ、インチキくじ屋のおばちゃん説
「ラズマ! ラズマ! ラズマ! ラズマ! みんなが探してる~!♪」
と、調子っぱずれな歌を歌いながらネクロマンサーのセットアイテム“ラズマシリーズ”を探し求めていたさなか、突如画面が、
「プッツン!」
とブラックアウトして、ゲームが落ちてしまった……という話を書いた。
その後、恐る恐る再起動をかけると、クリアー直前だったネファレム・リフトは何事もなかったかのように「シーーーーーン……」と口を閉じており、確かに拾ったはずのラズマ装備も……!
「あら^^; そんなの……持っていたかしら?^^;;; いやぁねえ、あなたの勘違いよォ^^;;;」
って、完全にすっとぼけられちまったよ!!!(激怒) ふざけんなふざけんな!!!>< 絶対に持っていたぞ!!>< ラズマ装備の全部位を!!!><(ちょっと盛った) ラズマラズマ!!>< 俺のラズマ装備を返せやぁぁああああ!!!><
しかし、何度再起動しようとも、
「オマエは何も見なかった」
って感じでラズマ装備は返って来ず……。あまりのショックに俺は寝込み、しばらくのあいだ『ディアブロ III』を起動できずにいたのだった。
カダラは天使か怨霊か
それでも、喉元過ぎればなんとやら。
「いつまでも、落ち込んでいるわけにはいかぬ……。ぼちぼち復活して、ラズマ探しを始めないと……」
ということで、現役復帰することにした。エラーが出てから、2日後のことである(早いな)。
悪夢の世界に戻って来た俺は、再びネファレム・リフトとグレーター・リフトを精力的に回り始めた。
俺が戻ってきて、どことなくオレックもうれしそうである。
しかし不思議なもので、あのようなネガティブな事件のあとって“揺れ戻し”が起こるのか、やたらとドロップがよくなった気がするよ。というのも、復帰前はラズマの靴をひとつ持っていただけだったのに、何回かリフトを周回しただけで落ちるわ落ちるわラズマのアイテムが!!
気が付けば残るは、1部位のみ……!
肩当てさえ出れば6ヵ所コンプリートとなり、ラズマの真の力が発揮されてしまうのだよ!!
これこそが、セット・アイテムの魅力だ。
苦労して一定の個数を集められた瞬間に特殊効果の能力がハネ上がり、持ち主を一足飛びでつぎのステージに連れて行ってくれる存在……!
俺は必勝の覚悟で、グレーター・リフトに突入した。
「この回で必ずや、ラズマの肩当てを持って帰るぞ!!!」
そう誓って。
そして--!
出てきたリフト・ガーディアンを問題なく蹴散らし(わりと時間はギリギリだけどなw)、お待ちかねの“光の柱の抽選会”に突入!! ここに、緑色の柱が立つ肩当てのアイコンがあったら……2次面接に進出だ!!
見ると……!!
……もったいぶったわりに、大外れなんだけどな^^;;;
しかし!! まだ終わったわけではない。
グレーター・リフトはクリアーすれば、一定の数の“血の破片”を得ることができる。……そう、“血の破片の商人”こと、カダラから謎のアイテムを買うことができるのだ。
▲ハァァァァイ!! とか言いそう。
カダラが売っているものは大半がゴミだが、ときたま思い出したかのようにレジェンダリーやセット・アイテムを出し、さらに万に一くらいの確率でエンシェント・アイテムを、100万回に1回くらいはプライマル・エンシェントすら出すらしい(俺は当てたことないけどな)。
ああ見えて、カダラは夢を売っているのだ。街の片隅に立ち尽くす地縛霊でも、座敷女でもないのである。
と、言いつつ。
俺は基本的に、カダラはまっっったく信用していない。なけなしの血の破片をすべて突っ込み、30連発くらいの勢いでゴミばかりをつかまされたことが何百回もあるから。
そう、こいつは強欲の権化なのだ。夢を売るなんて、とんでもない。ハズレしか入っていないクジを子どもの眼前でチラつかせ、
「いいものが当たるよ~^^ やらないと損だよぉ~~~^^」
とインチキ臭い笑みを浮かべるごうつくババアそのものなんだよコイツは!!(興奮)
数行前と言ってることが180度変わってしまっているが、俺はカダラを前にすると情緒不安定になって、妙なことを口走ってしまうのである。
このときも、そうであった。
「どうせいいものなんか出ないんだよ! ケッ!!」
舌打ちしながら、血の破片で肩当てを買う俺。すると……!!
見た瞬間、きっかり5秒ほど心臓を止めたのち、俺は喉も割けよと絶叫したのである。
「カダラ様ぁぁぁああああ!!!!>< ししし、信じておりました!!!>< もう、カダラ様大好き!!! ちゅっちゅ!!!」
どの口が言ってんだ、って感じですがね(苦笑)。
こうして、意外なほどあっさりとラズマシリーズが揃いました!!
ラズマ装備、全身揃うと……めちゃくちゃかっこいいじゃん!!!(恍惚) もうずっとコレ着てるわwww
しかし見る人によっては、
「な、なにコレ…………。骨むきだしの、ただのガイコツやんけ……(( ;゚Д゚))」(たっちー)
と、1ミリもかっこよく見えないらしいので、人の美的感覚っておもしろいものですね。
さて、完成したラズマシリーズのビルドは……次回書こうと思います!
続く。