ディアブロ3プレイレビュー 第62話
新元号・令和の時代が始まってしばらく経つらしいが、俺はいまだ平成の離島でひとり、プライマル・エンシェントを探し続けている。顔色がナメックってるオレックがかっこつけて、
|・`ω・)y-~ 覚悟はいいか
なんてホザいても、すでに俺の心には響かない。
な~にが試練の始まりだ。心臓を捧げよとか、どの口が言ってんだ!!(言ってないけど)
途中から数えるのがメンド臭くなったので正確な統計が取れているか怪しいのだが、少なくともここ1週間で100回は、グレーター・リフトとネファレム・リフトに潜り続けている。
このまま一生、プライマル・エンシェントが出なかったらどうしよう……。いつになったら、令和の世に行くことができるのだろう……!!
そんな、悲歎と愁傷の雨に打たれていた47歳の男に……ついに奇跡が起こった。
プライマルを巡る自作自演とは
いつものように、諦め9割、期待1割程度の割合でネファレム・リフトに潜っていたときのこと。男の眼前で、信じられないことがシーンが展開した。
ピーーーーーーーーン……!
天を貫かんばかりの、雄々しくも美しい赤い光……!! こ、この赤の光柱は……!!!
(#`・д・)ぷぷぷ、プライマルやぁぁぁあああ!!!
男の奇跡は、それでは終わらなかった。
再びネファレム・リフトに潜ったところ……!!!
ピピーーーーーーン……!!
(;`・д・)ま、また出たプライマルぅぅぅうううう!!!!
快進撃は、さらに続く。
あ、いけね。置く前にスクショ撮っちまった。
……やり直し、っと。
(・囚・;)う、うおおおおお。プ、プライマルの光ぃぃ。
なんと、行く先々でプライマル・エンシェントが落ちるというミラクル!! ミラクル・プライマル発動!!
さあ、もう1回やるか^^
(・囚・;)ままま、また出たぁぁあああ。
ナゼか毎回、“袋マーク”のプライマル・エンシェントが落ちるというオカルト現象。
まあでも、いいじゃん^^ こういうこともあるんよ^^ わーいわーい。プライマルが落ちまくりやーーーー。
どこか歯切れの悪いクルセイダーのもとに、スコーンドレルがやってきた。そして、主人を糾弾する。
「あんた……俺のプライマル・エンシェントを持ち出して何やってんねん!!!(怒) 毎回毎回、たった1個の手持ちのプライマルを落として拾って……をくり返して!!!(呆れ) 返せ返せ!! それ、わしの装備や!!」
そう……><
ここ数日、あまりにもプライマル・エンシェントが落ちない悲しさから我を失い、ダンジョンでアイテムが出るたびに、
「1個だけ持ってるプライマルを落として、赤い光の柱を見るんだ>< それを拾って、プライマルをゲットした気になーろおっと……><」
と、自分でプライマルを落として赤い光を眺めていたという自作自演……。キャンプファイアーを静かに見つめる老人かよ((((;´・ω・`))))
ここまでやっても、まだまだ落ちないプライマル・エンシェント。
俺の心が壊れるのが先か、手に入れるのが先か……。
続く。