ディアブロ3プレイレビュー 第61話
本日は短くまとめようと思います……。
世が令和の時代になっても、相変わらずプライマル・エンシェント探しの周回が続いておりました。
史上初の10連休だろうがウチの編集部は関係なく、
「仕事がある人は、仕事しよう! 仕事を片付けたら、好きなだけ休んでいいから!!」
という方針を貫いていたため、祝日だろうがナンだろうが労働をしていたわけです。
そして俺の場合、ゲームで遊ぶことが仕事の根幹でもあるので、延々と続くプライマル・エンシェント探しも、言ってみれば仕事の一環だったのです。
この作業を労働に置き換えた場合、“目的をひとつも達成できていない”という現状を、どう分析すればいいのであろうか?
評価と嘲笑の関係
前の職場で編集長をしていたとき、毎年必ずやってきたのが“評価”という仕事だった。
どこの会社も似たようなものだと思うが、期の始まりあたりで“目標”だとか“ミッション”だとか“タスク”だとか、とにかく、
“その期に達成しなければならないこと”
を社員それぞれがしたため、上司に提出して承認をもらうという予定調和な作業がある。その達成率が、フクザツな方程式やら係数やらに掛けられて個々の評価が導き出される……というものだ。
「だったら、すぐに達成できる簡単な目標を定めたほうがいいじゃん」
と思われるかもしれないが、そうは問屋が卸さない。ていうか一般論として、会社がそういうことは許してくれない。楽なミッションを提出した瞬間に、
「ふっwwwww こんなのダメに決まってるっしょwwwwwww」
と絵に描いたような嘲笑で突っ返され、そこから何日も何日も、“提出→嘲笑www”、“提出→嘲笑www”、“提出→嘲笑www”のくり返し。気が付いたときには、
「こ、こんなエベレストみたいな目標、クリアーできるわけが……((((;゚Д゚))))」
なんてところに収まる。いや、くどいようだけど、あくまでも一般論だからネ。
でまあ、俺は編集長という中間管理職だったので、評価も提出も両方やっていた。どちらも大嫌いな仕事だったがとくに、評価には頭を悩まされたよ……。ふだんからキチンと部下の作業をチェックし、勤務態度もクオリティーも頭に入れておかなければいけないからたいへんなのだ。
そして今日も、ニュートリストラムの編集部に、kadomanというクルセイダーが評価書類を持ってやってきた。
彼は休日出勤も厭わない真面目な戦士で、この10連休のあいだも休むことなく、グレーター・リフトにくり出しては、営業成績を上げようと躍起になっていたと聞く。すでに、管理職になってもおかしくない年齢だが、
「自分は現場ひと筋っす!! まだまだ最前線でやれますよ!!」
と気合が入ったことを言うので、その通りに動いてもらっているのである。
しかし……。
ここ最近はバイオリズムが悪いのか、目に見えて成績が下がってきていた。その焦りから、ガムシャラに働いているようだが明らかに空回りしており、さらに成果から遠ざかっている印象を受ける。確か、彼の今期のミッションは……。
「へ、編集長、ミッションのご報告に参りました……」
青ざめた顔で、kadomanが書類を手渡してきた。パラパラとめくると……数枚の資料が貼られている。見ると……。
俺は嘲笑混じりの口調で、初老の戦士に告げた。
「ふっ……w ぜんぜんダメやんwww こんなの、通せるわけないっしょwww プライマルを出してから持ってきてよwww これじゃ、ミッション達成率0%だよwww」
初老の戦士はうなだれて、静かに席に戻っていった。再び、グレーター・リフト詣でを始めるのだろう。
というわけでいまだ、プライマル・エンシェントは出ていません(苦笑)。
が!!!
ブログのコメントで拝見した、「カナイのキューブの“レアアイテム強化”でもプライマル・エンシェントを手に入れたことがある!」を一縷の望みとし、リフト詣でと両輪で回していきたいと思います!!
これで、手にするレジェンダリーの個数が飛躍的に上がるので、近いうちに必ず、プライマルが落ちるのではないかな、と……!
ミッション達成に向けて、がんばります!!
おしまい。