ディアブロ3プレイレビュー 第51話
前々回の記事で、
「クルセイダーでグレーター・リフトの70階を越え、つぎの段階に進むんだ!!」
と勢いよくブチ上げた聖騎士・角満。
その怒涛はとどまるところを知らず、長く立ち塞がっていたグレーター・リフト70階の壁も、一気に乗り越える勢いがあった。
天使は微笑んだのか?
その回は、これまで苦戦していたのがウソだったかのように、本当に順調だったと思う。まるで『ディアブロ III』の天空に舞うかわいらしい天使が、
「さあ、こちらへいらっしゃい♪ グレリフ70の壁を越えて--」
とにこやかに導いてくれているかのごとく、ザコもエリートたちも打ち破っていった。時間のロスもほぼなく、達成率のグラフは順調に伸びていたと思う。
↓こんな感じで。
途中、調子に乗ってフォーリング・ソードで突っ込みすぎ、不覚を取ることもあったけどw
祝福の槌の無限の渦は、ことごとく敵を打ち破っていったのである。
しかし、“好事魔多し”とはよく言ったもの……。
何度目かの“油断死”を喰らったとき、
ついに装備に亀裂が入った。
死神の巨大な鎌の切っ先が、喉元にピタリとつけられたような気がする……。
でも!!
これならまだ、大丈夫だ。街に戻って修理する……という時間的なロスを背負うより、力技で押し切ることができるはず!! 俺は吠えた。
「ま、まだまだ!! 達成率には余裕があるんだ! このまま突き進むぞ!!!」
しかし、“好事魔多し”とはよく(以下略)。
緊張の糸が、緩み始めていたのかもしれない。
その後も俺は立て続けに油断死(すでに油断じゃないけどな)を重ね、つ、ついに……!
左下に現れた真っ赤なアイコンを見た瞬間、俺はあることを思い出した。絶望の慟哭が、グレーター・リフト70階に響く。
「そ、装備が完全に壊れた……。かか、かわいい天使が導いてくれて、と思っていたけど……『ディアブロ III』の天使って、ティラエルのおっさんじゃねえかああああ!!!><」
五分刈り~~~~ん……www
しかめっ面のおっさん天使・ティラエルは、決してにこやかには微笑まない(苦笑)。装備が完全に壊れると裸といっしょで、防御が壊滅するのはもちろん、スキルもまともに使えなくなってしまう。
俺は仕方なく街に戻って修理をし、
「ま、まだまだこれから!!!><」
と健気に復帰を果たすも、このロスはあまりにも大きかった。なんとか時間を取り戻そうと無理をすることで死を重ねてしまい、
デスペナルティーで時間が一気に進み、万事休す。なんとか引きずり出したリフト・ガーディアンも大嫌いな“ヴォラシティ”で、さらに死を積み重ねる。
どうにかこうにかウルシまでたどり着きはしたが……。
まったく、取り合ってもらえないのであった……。
続く。