【ディアブロ3プレイ日記138】我、コンクエスト(征服)!
前回の記事に明記した通り、
長く続いた“コンクエストの旅”がついに……終焉を迎えます(涙)。
タイムリミットが近づいてきて……
シーズン18のシーズンジャーニー最後の砦、“コンクエスト”に足止めを喰らって早10日ほど。
ある日は“ボス・モード”(20分以内に16体のボスを撃破)をクリアーできるような気になったり--。
ある日は“スピード・デーモン”(2分以内にネファレムリフトをクリアー)を余裕で突破できる気がしたり--。
恋に落ちたばかりの思春期の少年のように心の色は毎日変わり(美しい表現だな)、徐々に精神が不安定になってきた。
“若いときは身体の傷はすぐに治るが心の傷は治らない。歳を取ると心の傷はすぐに治るが身体の傷は治らない”
という、誰が言ったのかまったく覚えていない名言(?)があるが、48歳の老ディアブラーは、身体の傷も心の傷も簡単には癒えない。要するに俺は、メンド臭いおっさんなのである。
俺を追い詰める最大の要因は、イチもニもなく、
“まもなくシーズン18が終了してしまう”
というタイムリミットにあった。シーズン18のシーズンジャーニーが閉じるのは、2019年11月10日の午後5時。
「それまでにコンクエストを終えないと……またしても中途半端なところでシーズンが終了しちゃうよぉぉおおお!!!><」
と、この週末に悶絶していたわけである。
スピード・デーモンをがんばるしかない!
さあ、そこでスピード・デーモンだ。
前回の日記では、
「これは、史上最高と思われた前回のプレイに匹敵する立ち回り!! 軽快で芳醇、それでいて濃厚なプレイ!!!」
という、毎年恒例のボジョレーヌーボーのキャッチコピーのようなことをわめきながら自信満々でネファレムリフトをクリアーしたものの、スタッフ計測によるタイムはなんと、
「……4分52秒wwwww」
という惨憺たるものだった。
でも……やっぱりどうにかなりそうなのは、スピード・デーモンしかなかった。2分の壁を越えるまで、ひたすらコレを回すしかないと感じたのだ。
読者の皆さんのコメントをもとに
俺は読者の皆さんのコメントをもとに、いくつかの戦術を纏うことにした。パッシブスキルや装備の特性変更、パラゴンの振り直しで少しでも速く走れるように細工をしたのはもちろん、
腕甲を“オブジェクトを破壊するごとに、移動速度が短時間だけ上昇する”という特殊効果を持った“ワーゼチアン・アームガード”にお着換え。そして、絶対に外せない“宿敵の腕甲”の効果(祠と塔門に触るとエリートが出現)は、カナイのキューブでパワーに装着した。これが……いま俺にできる、すべての“悪あがき”だ。
この状態で、何度かネファレムリフトに潜ってみた。
そして、体感する。
「あ……! 確実に速くなっている気がするぞ!!」
と。
まあ俺の体感は、2分を4分52秒に誤認するほど頼りないものではあるが(苦笑)、それでも……今回はイケるような気がするんだよな!!!
待ってました茨の墓地!
そして--。
ついにそのときがやってきた。
いったい何度目になるのかわからない、スピード・デーモンを目指してのネファレムリフト。入り口に降り立った瞬間、俺は「あっ!!!」と短く叫んで目を見開いた。
俺が連れてこられたのは、↓この場所である。
ネファレムリフトはご存知の通り、『ディアブロ III』に登場するいろいろなフィールドのパーツがランダムで組み合わさって構築されている。洞窟に入ったと思ったら天空に繋がっていて、さらに砂漠に出てくる……なんていう不連続性を楽しめる場所で、入ってみるまでどこに飛ばされるかわからない。場所がそうなのだから、出現モンスターも出会うまではサッパリだ。ゆえに、“エリートモンスターの出現率”も、降り立つ場所によって大きく左右される。
そんな中、俺が密かに「あそこに飛ばされないかな……!」と願っていたフィールドがあった。
それが……何を隠そう、上のスクショの場所!! アドベンチャーモードの第5章に出てくる“茨の墓地”だったんだよ!!!
ナゼここに来たかったかと言えば、理由はたったひとつ。それは、
“広大な墓地のアチコチにエリートモンスターが配置されていて、ネファレムリフトの達成率を爆上げする玉っころを大量に放出するから!”
にほかならない!
そう……!! 俺は待っていたのだ!!! この墓地に飛ばされる瞬間を!!!
歓喜の瞬間
マルチショットをぶっ放しながら、俺は走り回った。思った通り……ここはエリートモンスター狩りをするには最高の場所だ!!
「いいぞ……!! こここ、コレはヤバいぞ!!!」
猛烈な勢いで、達成率のグラフが上昇していく。それに比例して、Nintendo Switch Liteを持つ手の震えが激しくなってきてしまった。
そう、俺は緊張していた。今回は間違いなく、スピード・デーモンをクリアーするまたとない機会だろう。……いや、自分の体内時計に説得力がないのは重々承知しているが(苦笑)、このときを逃したらシーズンジャーニーをコンプリートすることは絶望的になることだけは確信できたのだ。ミスれない……!!! 逃すことはできないよ!!!><
そして俺は、出現したリフトガーディアンを一撃のもとに屠り去った。
……いや、一撃で仕留められたと思ったけど、もしかしたらそれは希望的観測かもしれない。数秒のタイムロスをやっちまった可能性もある。
もう、何も信じられなかった。とくに……自分の体内時計は^^;
俺はかつてないほど心臓を脈打たせながら、ニュートリストラムに戻って来た。ここでオレックに話し掛けて、いつもの無反応だったら……もうあきらめるしかないのかもしれない。
緊張の一瞬……!!
画面に現れたのは……!!!
「あ…………………」
そのとき、俺のまわりの時間がピタリと止まった。さっきまでやたらと聞こえていた猫が暴れる音も、いまはまったく聞こえない。自分が何を見ているのか、そして我が身に何が起こったのか、理解することができなくなってしまったのである。
でも、無の時間はほんの刹那であった。
ブルブルブルブル……!! と激しく震える両手が、俺を現実の世界に呼び戻して……!!!
ひさしく感じたことのなかった激情が、俺の中で爆発した……!!
「うおおおおおおおおおおおおお!!!! やったぁぁぁあああああ!!!! スピード・デーモンをクリアーしたぞぉぉおおおお!!!!><」
そう……!!! やった!!!>< やってやったのだ!!!! 絶対に無理だと思っていたコンクエストを、ついに制覇することができたんだよ!!!
……いや、コンクエストの“3つ目”をクリアーしただけで、制覇には程遠いんだけどwwww
でも!! これでシーズンジャーニー最大の壁は越えられたのだ!!! あとは残りのミッションを潰していくだけだ!!! やったやった!!! 長かった~~~~!!!!wwww
まだ終わってなかった!
というわけで、読者の皆さんの助言のおかげで、どうにかこうにかコンクエストの壁を越えることができました!!! ホント、コメントがなかったら絶対にクリアーできなかったと断言できるよ……w 改めて、本当にありがとうございました!!!
しかし、まだシーズンジャーニーは終わっていない。
いまから急いで、残っているミッションを片付けないといけないのよ!!ww
というわけで再び、出撃して参ります!!
その結果は……次回の更新で!!!