ディアブロ3プレイレビュー 第5話
スタートしたとたんに年末年始休みになってしまい、
「早くも更新終了か!?」
と思わせてしまった、ニンテンドースイッチ版『ディアブロ III エターナルコレクション』のプレイ日記ですがね。
おかげさまで正月休みの間にたっぷりと遊び込み、現在はアドベンチャーモードのトーメントIに入り浸ってトレジャーハンティングにいそしんでいる。
改めて……やっぱり楽しいよ『ディアブロ III』!! この、どんなお宝が落ちるかわからないワクワク感が、たたた、たまらんッ!!
そんな、ある程度育ってきているワタクシだが、いきなり一足飛びでトーメントのことを書くのもアレなので、順を追って綴りたい。
まず、俺は“ファーストキャラ”として、今回は“クルセイダー”を選択した。デカい武器とデカい盾が特徴的な“中長距離の脳筋”タイプで、
「デカいことはいいことだ!!!」
を地で行くクラスである。
正直、プレイヤーが最初に挑むことになる難易度“ノーマル”は、武器がどうだー防具がどうだービルドがどうだーマルチプレイがどうだー……とかとか、あまり深く考えなくても、簡単にクリアーできてしまうと思う。その分、報酬も大したことないのでここはとっとと駆け抜け、1日でも早く上位の難度に行ってしまいたい!!
……まあ行きたければ、いきなり“マスター”にでも入っていけばいいんだけどね。
やってみたことがないので想像だけど、初期キャラでこんなところに踏み込んだら、その瞬間に消し炭のコナゴナになっちまうと思う。なのでここは正攻法で、イチからやることにした。
いったい俺はこのシーンを、何度見たことだろう……(苦笑)。英語しかなかったPC版、プレイステーション3版、プレイステーション4版……。加えてそれぞれで複数キャラを作って遊んでいる。そのため、何回目になるのかわからないスイッチ版では、
「はいはい、ここでジジイ(デッカード・ケインという登場人物ね)の登場ね」
「ティラエル(重要な役目を担っているおっさん)、もうちょっと働けよ……」
「リア(物語のヒロイン的な立場の女性)、オマエはあんま出しゃばるな」
なんて、ブツブツと呪いの言葉を吐きながらのプレイになったのだが、ここで釘を刺してきたのが同僚のたっちーである。
「何を念仏唱えながらゲームしてんねん。ヒマだったら、わしの『ディアブロ III』を手伝えや」
まずは、ノーマルのストーリーモードで
彼女はそう言ってニンテンドースイッチの電源を入れて『ディアブロ III』を起動するや、「ローカル通信にしたで!」と宣言したではないか。
そうなのだ。
ナゼ今回、さんざん遊びまくった『ディアブロ III』のプレイ日記を書く気になったのかと言えば、ニンテンドースイッチ版でついにローカル通信プレイが導入されたからだ。文字やボイスチャットに頼ることなく、顔を突き合わせて“リアルに”会話をしながら『ディアブロ III』が遊べるなんて……! きっと、いままでにはなかった楽しさや奇跡に彩られるに違いないぞ!! そう確信して、新たに腰を据えて遊んでくれようと思ったわけだ。
「よし! やるか!! 俺もまだ、始めたばっかだしな!!」
俺は、早くも沸き立つ心を必死になだめながら『ディアブロ III』を起動。そして、
ローカル通信→近くのプレイヤーを探す
を選択し、たっちーのキャラを検索。すぐにコレを発見し、ついにマルチプレイの土俵に上がったのであった!
『ディアブロ III』には正直、わかりにくい場面が多々あるのだが(俺もいまだに、よくわかっていないことがけっこうあるw)、ローカル通信プレイに行くまでの流れはシンプルでよかった。……まあ、ここまで煩雑に作られていたら一気にやる気が減退するところだが、ここは踏ん張って作ってくれた感じがするw
というわけでさっそく、ふたりで冒険に行くことにした。このときは、
「俺のほうが若干進んでいるから、たっちーのストーリーを始めてみようぜ」
ってことで、俺がたっちーのデータに遊びに行くことにした。
『ディアブロ III』の敵知識
到着するとそこでは、半裸のキャラクターがウロチョロしていた。
「なんでわし、モモヒキはいてんねん(#`・д・)」
とたっちー。見れば確かに、股引をはいているように見える。それを見て、俺は「ぷぷwww」と噴き出した。
「しょうがないだろw まだ何もアイテムを持っていないんだから」
さらに、続けた。
「ていうか、モンクにしたんだな。腐女子のキサマはきっと、女のネクロマンサーを選ぶと思っていたのに」
「ふんっ!」と鼻息を噴射してから、たっちーが言う。
「わし、遠距離は性に合わんねん。やっぱこういうのは……敵の懐に飛び込んでボコボコにしばき倒すのが醍醐味やろ!!! となれば、選択肢はモンクだけや。バーバリアンの女は、あまりにもゴツすぎるからな」
なるほどナットク、なのでありました。
というわけで始まった『ディアブロ III』のローカル通信プレイだが、これがもう、想像以上に楽しいのなんの!!!
相方が『ディアブロ III』初心者でも適時アドバイスを送れるし、わからないことも瞬時に答えてあげられるのでフットワークが超軽い! さらに、俺のクルセイダーでは使えないモンク用の武具を拾ったら、
「あ、これあげるわ」
と言ってほいほいとプレゼントできるし(一方が捨てれば、もう一方が拾うことができる)、その逆もまたしかりだ。さらにさらに、マルチプレイボーナスのおかげで経験値をいつもより多くもらえたり、レアアイテムのドロップ率も上昇(その代わり、マルチの参加人数に応じて敵が強くなる)。とにかくいいことずくめなので、その環境にある人はぜひぜひマルチプレイを楽しんでいただきたいと思う。
さてさて、ストーリーを進めようか。
『ディアブロ III』には、小難しい謎解きやら、解読しないと先に進めないようなトラップはないので、NPCに言われるがままに話を進める。
ちなみに、このシリーズのファンには釈迦に説法だが、道中に出てくる敵にはいくつかの種類がある。モンスターを攻撃していると画面中央上部に名前が表示されるんだけど、その色で強さを認識できるようになっているのである。
通常の敵は、名前が“白”で表記されている。
いわゆるザコですね。
気を付けなければならないのは、名前が色付きで表記される以下の連中であります。
通称“青”の“チャンピオン”
名前が青の敵は“チャンピオン”と呼ばれていて、三位一体の攻撃をしてくる。通常種よりも固く、特殊なことをやってくるので、かなり面倒くさい。
でも倒せれば、レアアイテムのドロップチャンス。恐れず、積極的に倒しに行きたい相手だ。
通称“黄色”の“レア”
名前が黄色の敵は“レア”。青のチャンピオンよりも格上で、当然ながら遥かに強い。レアの本体に、何匹かの手下モンスターが付き従っている。レアの能力のせいで、手下たちも強くなっているから注意。さまざまな特殊能力を使ってきて、かな~~~りやっかいな相手だ。
倒せればもちろん、チャンピオン以上のレアドロップが期待できる。まあ、強いけどねw
通称“紫”の“ユニーク”
ときたま現れるユニークは、クエストの進行に関わっている“キーモンスター”という位置づけ。強さ的には、黄色と同等って気がする。
これも、倒せればレアドロップが期待できる。ていうか、ストーリーの進行に関わっているので、どうにかして倒さなきゃいけないんだけどさw
この、色付きの敵を総称して“エリートモンスター”という。レジェンダリーアイテムなどでときたま、“エリートモンスターに対して攻撃力が~”なんていう特殊効果が書かれていることがあるが、これはチャンピオン、レア、ユニークのすべてのモンスターを表しているので覚えておくといいかも。
そしてもうひとつ、忘れちゃならないのが、“リッチマン”こと“トレジャーゴブリン”だ。
なぜリッチマンなのかと言うと、こいつは金をポトポトと落としながら戦場を逃げまどい、倒した暁には金銀財宝をバラ撒いて消えていくから。トレジャーゴブリンを倒せると、たいがい↓このようになる。
もう、ザックザクのウハウハになるのは約束されているので、画面のはしっこにトレジャーゴブリンを認めたプレイヤーは、誰しもがちゅ~るを見た猫と化す。
(#`・д・)うおおおおおおお!!! リッチマンいたぁぁあああ!!! おおお、追え!!! に、逃がすな!!! 死んでも倒せえええええ!!!
てなもんだ。こいつは本当に神出鬼没のモンスターなので、ボスクラスの敵を相手にしているときでも平気でウロチョロしていたりする。このとき、こっちを倒す気満々で、かっこつけて現れたボスは悲惨である。
ボス:ふはははは!!! 待っていたぞ角満!!! いまこそキサマの首を狩……
(#`・д・)うおおおおおおお!!! リッチマンやあああああ!!!
ボス:……………………。
もう、かわいそうで見ていられない。
ちなみにトレジャーゴブリンには、いくつもの種類がある。ストリーモードに出てくるのはほとんどがノーマルタイプだが、アドベンチャーモード等にいくといろんなのが出てきて度肝を抜かれること請け合いなので、いろいろ探してみてほしい。
……てなことを新米モンクのたっちーに話したところ、彼女はしばらく、
|・`ω・)……
こんな顔で聞いていたが、途中で、
「まあええわ。皆まで言うな!! やってりゃわかる!!!」
と言って、荒野に飛び出していってしまった。
……ま、いっかあ!!!www
というわけで、次回に続く。