【ディアブロ3プレイ日記101】100回記念!保存版ディアブロ年代記
前回の記事でお伝えした通り、当ブログが晴れて、連載100回を突破いたしました~~~!! パチパチパチ!!
その記事の最後に予告したのですが、今回は連載100回特別企画として、1997年に発売された記念すべき1作目から、サービスが予定されているアプリ版の『ディアブロ イモータル』にいたるまでのシリーズの歴史を、僕の思い出話をもとに振り返りたいと思います。ただ何ぶん、大昔の話を思い出しながら綴るので、あいまいだったりテキトーだったりする表現があるかもしれませんが、そのへんはご容赦いただけると……w
というわけで、ディアブロクロニクル、始まり始まり~!
『Diablo』の思い出
シリーズの記念碑的な作品、初代『Diablo(ディアブロ)』が発売されたのは、1997年のことだ。俺が週刊ファミ通の編集者になって3年目のことで、このころからニュースチームの記者として活動を始めていたと思う。
『ディアブロ』との出会いについては、当ブログの1回目で詳しく書いた。
詳細はぜひ、リンク先の記事で確認していただきたいのだが、長いので端折って書くと、
・当時、ファミ通編集部に、ゾンビのような寝不足顔をした編集者が多数発生
・彼らは瞳孔が開いた目でPCのモニターを見つめ、ユラユラとマウスを動かしていた
・そいつらは夜な夜な集まり、徹夜でPCゲームで遊んでいた
・聞けばそのゲームこそ初代『ディアブロ』
・「みんなでひたすらダンジョンに潜り、敵を倒して、強いアイテムを求めるだけのゲームです!」と信者たち
・「わしもやりたい!!」と大塚角満
・でも数日後、当時の編集長から、「仕事に支障をきたすほど『ディアブロ』にハマっているやつが続出している! 当面、『ディアブロ』は禁止だ!」とのお達しが(苦笑)
・気持ちが高ぶっていたところで禁止を言い渡され、わし、茫然
こんなお話であります。
それでもあきらめきれなかった俺は、自宅に『ディアブロ』を遊ぶための環境を構築した。当時はブロードバンドも光回線もなく、アナログのほっそいネットワークでやらざるを得なかったし、ゲームも英語版しか存在しない。そういう意味ではハードルはめちゃくちゃ高かったのだが、それを乗り越えてでもやる価値は確かにあった。ていうか、それまでのゲームでは味わったことのなかった楽しみが、初代『ディアブロ』には詰まっていた。
いま改めて『ディアブロ』のスクリーンショットを見ると、懐かしさとともに、「……こんなにシンプルだったっけ!?」という驚きが沸き起こってくる。
それでも……本当におもしろかったんだよなぁ……!
確か最初は選べるクラスも3つしかなかったんだけど(ウォリアー、ローグ、ソーサラーだっけか)、ランダム生成されるダンジョン、ダークファンタジーのおどろおどろしい雰囲気、そして全編英語で細かな意味がわからない恐怖がアクセントとなって、速攻で俺を夢中にさせてくれた。つねに英語の辞書を片手にプレイしていたこともあって(これは『ディアブロ II』のときも同様)、この当時は特定の単語に関しては非常に詳しくなっていたと思うわ(苦笑)。
この“ディアブロ熱”は冷めることなく、2000年に発売される『ディアブロ II』まで続くことになるのである。
『ディアブロ II』の思い出
『ディアブロ』ですっかり“ハック&スラッシュ”というゲームシステムに魅了された俺は、
「『ディアブロ』は出遅れたが……『II』が発売されることがあったら、発売日から突っ走ってやる!!!」
と固く誓い、実際に2000年7月に発売されるやいなや、英語版にも関わらず辞書を片手に遊びまくったのである。ちなみに『ディアブロ II』の日本発売はカプコンが代理店を務めていて、日本語のマニュアルだけはついてきた。なお、数ヵ月後には日本語にローカライズされたものも発売されたが、俺は拡張版の『Lord of Destruction』も含めて、『ディアブロ II』はすべて英語版で遊んでいる。なぜならそっちのほうが、発売が早かったからw
プレイ時間の長さと熱中度ということに関しては、この『ディアブロ II』がシリーズでナンバーワンだなー。以前書いた記事から、一部引用すると……。
◆◆◆
2000年に発売された『Diablo II』と、その拡張版である『Lord of Destruction』の影響により、『Diablo』の存在感はさらに増した。ダンジョンだけでなく、広大なフィールドにも冒険の場が広がり、選べるキャラクターの職種も5種類まで増える(拡張版でさらに2種追加)。世界的な大ヒットになったのはもちろん、満を持して日本語版も発売されたので、ここで初めて『Diablo』に触れた人も多いのではなかろうか。
しかし、日本語にローカライズされるのを待てなかった俺は、『Diablo II』も拡張版も迷うことなく英語版を購入。すでに古くなっていたPCも2台新調し、ついでに十数年ぶりに英語の辞書も買って、『Diablo II』に真っ向勝負を挑んだのだ。
そんな『Diablo II』は聞きしに勝る出来栄えで、俺は『I』のとき以上に心を奪われてしまった。どれくらい心酔したのかと言うと、シリーズの最新作である『Diablo III』(PC版)が2012年5月に発売されるまでの11年間、ひたすら『II』を遊び続けたほど(マジ)。書いていて自分でもたまげてしまうが、『Diablo』シリーズのトレジャーハンティングには文字通り底がなく、いくら掘っても掘り尽せないほどの魅力……というか魔力が備わっていたのだ。
◆◆◆
そうなのだ。
このころは『ディアブロ』シリーズの新作や拡張版が出るたびに、「より快適にプレイできる環境を構築しなければならぬ」というナゾの使命感に押されて、わざわざPCを新調していたんだよな(苦笑)。
拡張版で追加された“アサシン”や“ドルイド”にハマり(ネクロマンサーって書いてましたが、ドルイドでした! ご指摘、ありがとうございます!)、家に帰ったら速攻でPCを起動して、本当に毎日、同僚といっしょに冒険をしていた。『ディアブロ III』のように、新シーズンを追加していつまでもユーザーに楽しんでもらう……というシステムはなかったので、延々と同じことをくり返しているだけだったのだが、それでも毎日ひたすら、何年も遊び続けてしまうくらいの魅力が『ディアブロ II』には備わっていたのである。
……いまでこそ、「なんであんなに夢中になっていたんだろう……」と、首をかしげてしまうこともあるけどねw
『ディアブロ III』の思い出
思い出はすべて、このブログに書いているので、ぜひバックナンバーで読んでくださいwww
……でもちょっとだけ、『ディアブロ III』の歴史を振り返りたい。
『ディアブロ III』のPC版が発売されたのは、2012年5月15日。なんと、7年も前のゲームということになる。……『パズドラ』も2012年にリリースされたゲームなので、俺は7年前のゲームを2本も、現役で遊び続けていることになるんだなあw 考えて見たら、スゲエことですよこれは。
『ディアブロ III』に関しても、俺は英語版を購入して発売直後から遊んでいた。当時のことを書いた一説があるので、ちょっと引用したい。
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(前略)
発売日にソフトが届くように予約を入れたのはもちろん、前回のエッセイでもちょっと触れたが古くなっていたPCのモニターを新調し、メモリーを限界まで増強した。加えて、さらにハイスペックなノートPCも追加で購入して、手に入れた当日から万全の環境でプレイできるように“すべてを”準備していたのである。
「はあはあはあ! さあ来い『Diablo III』!! ははは、灰に帰すまでやり込んでやるぜ!!!」
そんなことを、発売の3ヵ月くらい前から言い続けていたのだ。日本語版ってのは存在しなかったが、ぶっちゃけそんなことはどうでもよかった。英語でもフランス語でも火星語でもいいから、とにかく1日でも早く『Diablo』の最新作で遊びたかった。
しかし、これほど過剰な期待を込めてしまうと肩透かしにあうことが往々にしてあるものだが、『Diablo III』はそんな想いも横綱相撲で受け止めてくれた。受け止めるどころか、
「どうじゃ! これが『Diablo』のナンバリングタイトルじゃ! うりゃあああ!!」
ってんで、合掌ひねりの荒技でわれわれをブン投げてきたのである。
『Diablo III』は、すばらしかった。11年もの長きに渡って『II』と拡張版をチビチビと舐めて飢えをしのいできたが、「その甲斐があった>< 信じて待っててよかった><」とホントに泣きたくなるほど、『Diablo III』は俺たち信者を満たしてくれたのだ。
◆◆◆
どんだけ渇望していたんだよwww って感じですがね。
その後『ディアブロ III』は家庭用ゲーム機でも柔軟に展開され、2014年1月30日にプレイステーション3版が、その後拡張版なども経て、2014年8月21日に『ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション』がプレイステーション3、プレイステーション4で展開。そして満を持して2018年12月27日に、Nintendo Switchで『ディアブロ III エターナルコレクション』が発売となって、当ブログが連載されることになったのでありました!
『ディアブロ イモータル』の思い出
……思い出もクソも、まだ配信もされてないから、何も語れねぇぇぇええ!!!www マジでこれ、いつになったらサービスインするんだ!!w
『ディアブロ』初のスマホ版、『ディアブロ イモータル』が初めてお披露目されたのは、昨年の11月2日。毎年恒例となっているブリザードのファンイベント“BlizzCon 2018”のオープニングを飾る発表として、サプライズ公開されたのである。
世界観的には、『Diablo II:Lord of Destruction』から『ディアブロ III』のあいだの時代が語られる……というファンにはたまらないもので、非常に期待値は高い。……まあぶっちゃけ、「スマホ版じゃなくて、『4』を発表してくれよ!」という声が世界のあちこちから沸き上がったことも事実だが、俺的にはその『4』につながるまでの期間を『イモータル』が埋めてくれるなら、それはそれでいいかなと思っているんだけど。
ちなみに、『ディアブロ イモータル』の公式サイトでは、昨年の11月から事前登録も始まっているが(iOS版については始まってもいない)、2019年8月21日現在で大きな動きはない。でも、いつサービスインしてもいいように、心構えだけはしっかりとしておきたいと思うわw
なお、『ディアブロ イモータル』のサービスが始まったらもちろん俺もやり込んで、『ディアブロ III』に負けないくらいのプレイ日記を書きたいと思っている。その際は、どうぞよろしくお願いしますねw
この記事のまとめ
……とまあ、若干駆け足になってしまったが、『ディアブロ』というシリーズが歩んできた22年の歴史を、俺の思い出とともに振り返ってみた。自分で読んでみて改めて、
「俺ってホントに、このシリーズが好きなんだなぁ……」
と、呆れ半分に思ってしまっているよw シリーズが続く限り間違いなく、50歳になっても60歳になっても、夢中で遊んでいるんだろうなと思うw
さあ、もうすぐ『ディアブロ III』のシーズン18が開幕だ。
まだどのクラスで遊ぶのか決めかねているけど……今度こそがんばって、シーズンジャーニーをコンプリートするべく立ち回りたいと思っている。また、以前お伝えした通り当ブログに掲示板を設置する準備をしているので、今後はさらに密に、読者の皆さんとやり取りができればなと。そしてできれば、いっしょに冒険にいったりしてくれると助かりますw
では、本日はこのへんで!
今後とも、“ディアブロの魔界地図”をよろしくお願いいたします!