【あつ森】ブルーギルのおもしろ解説と出現時期・場所・時間【あつまれどうぶつの森】

俺とブルーギル

ブルーギルは、スズキ目・サンフィッシュ科・ブルーギル属に分類される淡水魚。“ブルーギル”という、｢欧米か！｣と突っ込みたくなる名前の通り北米原産の小型魚で、ブラックバス同様、いつの間にか日本にも分布を広げていた“特定外来生物”である。

この“特定外来生物”っての、響きが怖い。｢未確認飛行物体！｣とか｢遊星からの物体X！！｣とかとか、そういう臭いがする。ただごとではない。

実際、ブルーギルは淡水魚界きっての嫌われ者だ。彼らに罪はないが、在来種の生活圏を脅かす存在として、長年にわたって怨嗟の対象になってしまっている。というのも、ブルーギルは悪食で、昆虫、甲殻類、小魚、魚卵、貝類などなど何でも捕食し、中には大型魚のブラックバスの寝込みを襲って卵や小魚を食い荒らすという猛者もいるという。しかも汚水をものともしない生命力と、自分の卵は徹底して防御するという、攻めに強く、守りにも堅い、難攻不落の小田原城みたいな性質を有する。それもあって、日本でも爆発的に個体を増やしたのである。

俺の愚兄はアホみたいな釣りキチで、淡水魚だったら何でも釣る男なのだが、｢最近、近所のため池がギル（ブルーギルのこと）だらけになって、まーずあったまくるんさ（ホントにムカつく、の意）｣と、ブルーギルにだけは手を焼いていた。それでいて釣り味はなかなかいいらしく、｢しゃーねぇから、ギル用の仕掛け作ったんよ。ちっこいけど、なっから（非常に）引きがよくておもしれんさね｣と言っていたので、そんなに困っていないらしい。

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あつまれ どうぶつの森
■メーカー： 任天堂
■対応機種： Nintendo Switch
■発売日： 2020年3月20日
■希望小売価格： 5,980円+税